漠然とした不安感に添えられた、日常風景とちょっとした会話。小さな感動を与えてくれる、優しいお話だと思いました。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
いやぁ、おかしいなぁ。芥川先生、およ、文豪だぞ。冒頭から、ハナかんでるし。ぷぷっ。というように出会った文章。いや、もうジェットコースターなみに引き込まれて、読んでしまった。ああ、なんと…続きを読む
「私」は博士課程四年目。自分の、研究者としての才能に限界を感じている。後輩の修士二年の斎藤くんは若くて実力に溢れ、未来は輝いているように見える。博士号を取らなければ研究職のスタートラインに立つ…続きを読む
大学院の博士課程に在籍する「私」。才能がないことを自覚している。そもそも、文学研究科から研究職に就くこと、いや、博士号の取得すら本当に難しい。張り合いのないまま、13月は来ない年末。自分…続きを読む
博士と修士の課程の話に、鼻水の男性ヒロイン、芥川のぼんやりとした不安を基底に置いた作品で、とても個性的な短編だと思いました。恋というより友情の話ですね。素敵です。
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