非日常の入り口は巨大ホームセンターにあり。
- ★★★ Excellent!!!
東京都渋谷区に匹敵するほどの巨大ホームセンター……。そんな突拍子もない建物を舞台に、どんな物語が展開されるのだろうと、わくわくしながら読み進めました。
ですがいつの間にか、「突拍子もない」ということを忘れ、これが「日常」なのだと思い込んでいました。それほどまでに、物語に惹き込まれていました。
「非日常」な時間はあっという間でしたが、短編だからこそ濃縮された世界にどっぷり浸れました。