第14話 友を選ぶ

「類は友を呼ぶ」と言われ、周りの友を見れば自分の今のレベルが分かる。

周りに良い人がいない。

良い男・女(レベルの高い)がいない。

と嘆く前に、自分自身のレベルアップを考えるべきである。

自分も選ぶが相手も選ぶのだ・・と言うことを忘れてはいけない。


友達・仲間・知り合いの定義は?

個人的な感想ではあるが・・

良く話をする程度なら・・知り合い。

情報網でもあるので、バカにはできない。

利害が一致して、行動を共にする。目標を達成する為に必要な人材・・仲間。

心を許せて、寛げる人たち・・友達。

ではなかろうか?


人生では、いくつも出会いがあれば別れがある。

「来るものは拒まず、去るものは追わず」

偶然はなく、全てが必然。

相手を見る時は、冷静な判断と観察眼が必要です。

「何を考えているのか?」「どう言う人物か?」「性格の良し悪し」「役に立つのか?」「心を許せるのか?」等。


それでも、環境しだいで人は変わる。

信用していても、し過ぎるのはいけない。

お互い様なのです。


長く良い関係を保つには、ギブ&テイク。

お互いが対等であること。

「まずは、与えよ」

人間関係にはルールがある。

相手に迷惑をかけない・・これは鉄則。

これが守れないなら・・友とは呼ばない。呼ばれない。


人は一人では生きていけない。

しかし本当に損得勘定なしで愛して(尽くして)くれるのは、親だけ!

それすら信用できないのが、今の世の中なのです。

悲しいことですよね。

孤独を恐れてはいけない。

最後に死ぬ時は、誰でも一人なのですから。


全てを理解して、人と上手に付き合えば問題はない。

どこかに甘えている気持ちがあるから依存するのです。

甘えて良いのは・・親だけです!

お互いを尊重して、良い関係で付き合えればそれが真の友となる。


自分のして欲しい事をしてくれないから・・友達じゃない。

なんて言う輩はバカだ!

それなら、逆に相手の言うことを納得もせずに自分はやってやるのか?

やってやる・・と答えた貴方には敬服です。

ま、大概の人は相手に要求するのみ・・だと思うのです。

例外はどこにでもあるもの。


「私はこんなにしてあげたのに・・相手は分かってくれない」

こう嘆く人もいますが・・

これは勝手な「押し付け」ではなかろうか?

「いつそれを頼んだの?」と言いたい。

そして、そう言う人に限って・・

「別に、見返りが欲しい訳じゃないけど・・」

と言います。

嫌、文句を言ってる時点で、見返りを期待してますよ!

親切心?の押し売りは、ハッキリ言って迷惑なものです。


相手の喜ぶ顔が見たかったのは自分自身なのですよ!

それなら、相手のリアクションが期待していたものと違っても良いじゃないですか!

自分が満足できたのですから。


「自分を愛せないものは、人も愛せない。」

「自分のして欲しい事を人にする。して欲しくない事は、人にしない」

相手があって、自分がある。

自分の足と頭で立つ!

自立した人間になりたい・・ものですね。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る