第7話 ときめき?
「20代の恋は幻想。30代の恋は浮気。40代にして初めて真のプラトニックな恋愛を知る」(ゲーテ。ドイツの文豪。)
結婚をすると、男も女も急に魅力がなくなる。
なぜだろうか?
男は腹が出てきたりして、雄としての魅力が欠如する。
女も身だしなみに気を使わなくなる。
家庭に安心するから・・だろうか?
お互いに生活に追われ、お互いを恋した気持ちを忘れ、いつしか外に目を向ける。
そしてドキドキやときめきに密かに憧れる。
不倫が騒がれるが・・誰にでも忍び寄る恋の誘惑なのかも知れない。
仕事ができる人ほど「ときめき」がある。
雄として雌として・・「ときめき」を忘れない者がいい仕事(張りのある)をする・・と言って過言ではない。
ゲーテは74歳の時17歳の娘に求婚している。
だからこそ年を感じさせない、創作のエネルギーを持ち続けることができた。
イタリア・オペラ最大の作曲家ヴェルディも60歳を過ぎてから二十歳以上も若いソプラノ歌手と恋に落ち、ますます精力的に次々と傑作を世に発表している。
人間、年ではないのだ!
「ときめき」は生きるパワーだ!
魅力がある人とは、信念を持ってブレない人。
魅力がある者に恋をするのは・・仕方ないかもね。
芳香な花にミツバチが惹きつけられるように・・
「人間は3回結婚すべきだ。初めての結婚は暗闇の中でぶつかるようなもの。二人とも両目が見えない。2度目の結婚はまわりが少し明るくなり、二人とも片目が見えてくる。3度目の結婚は太陽の下で、二人とも両目を開けている。」
(ジョン・シャヒーン。アメリカの実業家)
お互いが他人同士・・分かったつもりでいても相手のことを理解するのは難しい。
失敗は成功の元。
3度目ともなれば、それまでの経験を生かし、じっくりと相手を吟味し、自分のパートナーとしてふさわしいかどうかを見極めることができる。
つまり、本当に幸せな結婚に漕ぎつける・・と言うこと!
結婚は簡単ではない。
本当に幸せを掴みたいなら・・妥協はしない方がいい。
つまり・・
家庭(現状)に満足している場合じゃない!
お互いが、相手に愛される努力を惜しまない・・って事。
それが夫婦円満の秘訣なのかも。
「ときめき」を忘れない。
好奇心とも言うかな?
人間、守りに入りがちだ。
いくつになっても、心の赴くまま・・
身体は重くなろうとも、心の羽はいつまでも軽い。
恐れていては何も進歩しない。
思い立ったが・・吉日。
始まりに遅いと言うことはない。
機が熟した・・・。
羽ばたいてみようか・・。
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