幻想文学の快作!

 タイトルからお下劣な内容を連想させますが、さにあらず。非常に幻惑的な展開がこれでもか、これでもかと繰り出されます。しかも畳み掛けてくるので、非常にスピーディに読み進める事が出来ます。
 
 本作は幻想文学の王道を貫き、夢幻の世界を非常に見事に描き切っています。読み終えた時、まるで夢幻の最中を突っ切った様な感覚を味わえるでしょう。シュールコメディ物が大好きな方には、非常にお薦めの逸品です!

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