純文学のお手本のような作品

何故か情緒不安定な主人公と、ぎこちない態度の旦那さん。終盤でその理由が明らかになって、なるほどと理解させられます。
単純に言葉では言い表せない女性の複雑な心情を、魚と絡めて表現しているのが巧みです。
純文学はこういうのでないとな、と思わせられる作品です。

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