陽気で優しく、個性的な神々を見ているのが楽しい作品でした。こんな神域なら私も行ってみたい……。
基本怠け者のライトノベル書き。 男装少女×溺愛水神の和風ファンタジー「溺れる神の愛し方 生贄の巫女は白き水に溺れる」(一迅社アイリス文庫)が発売中です。 …
昔読んだ『夜市』という小説を思い出す。恒川光太郎作で、角川が出版している……はずだ。『夜市』は同じ「妖怪の市」を描いているが、ホラーである。この作品は、「妖怪の市」というよりも「神の市」と呼べるも…続きを読む
夜の市場にいる妖たちが生き生きと描かれ、異界の空気が肌に触れるようでした。ナナシが異形の者達の助けを得られたのは、その無垢なる魂の為であるけれど、逆に言えば異形達は人の心根から力を得るだとすると、こ…続きを読む
不幸を背負った少女は、自分の意志か必然か、神の隠れる場所へ迷い込む。彼らは人より人臭く、ほのかに優しく、恐ろしい。目無しの名無しは、目を得て唯のナナシとなった。彼女の瞳は夜の狭間で何をみる?…続きを読む
まだ三話。今後どのように展開されるかはわかりませんが……文字から伝わる温もり、行間から伝わるあやかしという奇妙な存在との融和が秀逸です。何と言えば良いのか、国語の教科書に載せられるような物語の展…続きを読む
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