人間が死んだらゾンビとして蘇る世界その世界に存在する人口54人、平均年齢69歳の限界集落を舞台に爺とゾンビの悲しき戦いが今始まる
血塗れで、酷い焦燥感で喉からからで…緑溢れた田舎の集落なのに、昼間に戦ってる最中、とても乾いた空気を感じました(いや、読んでる最中のことですが…)。爺の背中に涙…。ついていく孫に涙…。
人が死ぬと留人(るじん)と呼ばれるゾンビになり人を襲う。その様な世界観の中、とある限界集落で送り人として二度目の眠りを死者に与える主人公恐山。普通のゾンビものは一風違った設定に興味を惹かれ、本作…続きを読む
ゾンビものとして凄く完成度が高い。ありがちなショッピングモールのような舞台装置や、男女のエロティックなドラマ要素が介在する余地のない山奥の限界集落の話なのに、ここまで面白いとは......。使い古…続きを読む
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