笑いました。ダザイが桜桃を投げつけられるとか…笑。走らぬメロスを走らせるダザイもこんな風にやけくそ気味だったかもと思うと、ありそうで笑えました。
メタフィクショナル上等。新約で綴られた英雄の物語に思わず噴き出し、笑い転げる。
面白い切り口!今までにもパロディはいろいろあったけれど、作者と主人公がここまで絡んでいるのは中々ユニークです。大宰のイメージもかなり変わるかも?
本当にこうやって「走れメロス」は作られたんじゃなかろうか!?と思わず思ってしまうほど、軽妙な表現の数々が魅力的です。太宰さんとメロスの掛け合いは必見です。太宰さんがやきもきする様は、物書きさんな…続きを読む
よく国語のテスト問題などで『作者の心情を答えなさい』などとありますが、第四の壁を越えた洞察、一読の価値ありです。
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