地球滅亡というかなりのハードな設定なのに、子供の目から見た比較的身近な周囲の人々。読みやすく、また面白かったです。
星の最後が淡々とした口調で語られる物語。終わってしまうその姿の一瞬の命の灯火の美しさにみいられてしまいました。表現が美しかったのと、さらばのことばがぐっと胸に込み上げてきます。行く先はわからないけれ…続きを読む
商店街、宇宙、戦争。一見ミスマッチにも思える世界観が、不思議と調和を見せているのは、独特の柔らかい語り口と、子供の目線のお陰かもしれません。SF、そこにファンタジーのテイストが入ることで、と…続きを読む
世界観、設定、キャラクターたち。そのひとつひとつがなぜかやけに鮮明に、記憶に残る。それらを形作り彩る文章のなせる技なのかもしれない。まるでずっと昔から読んでいる絵本のようにどこか懐かしく、淡い。…続きを読む
船の外側では、きっととてつもなく大きな出来事であるはずなのに、外側ではなく、船の中の日常に近いような、いつもの光景に近いものを、切り取った短編。その中で、僕を中心に描かれた出来事はかえって僕にとっ…続きを読む
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