地球滅亡というかなりのハードな設定なのに、子供の目から見た比較的身近な周囲の人々。読みやすく、また面白かったです。
詩的な表現で、主人公たちの旅立ちを表現した作品です。パニックになる商店街の人々をよく描写できていると思いました。
星の最後が淡々とした口調で語られる物語。終わってしまうその姿の一瞬の命の灯火の美しさにみいられてしまいました。表現が美しかったのと、さらばのことばがぐっと胸に込み上げてきます。行く先はわからないけれ…続きを読む
世界観、設定、キャラクターたち。そのひとつひとつがなぜかやけに鮮明に、記憶に残る。それらを形作り彩る文章のなせる技なのかもしれない。まるでずっと昔から読んでいる絵本のようにどこか懐かしく、淡い。…続きを読む
船内のゴタゴタした庶民的な感じと、窓の外にみえる光景、僕だけが見える鳥など、とり混ぜ方がとても好みでした。
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