概要
壊すのも創るのも、僕にとっては同じように”つまらない”
「率直に言ってしまうと、僕は君のような天性のテロリストを敬愛しているし、うらやましいとさえ思う。何故だと思う?」
彼女は目に落ちてきた髪を払い、疑問の視線を送ってくる。
「僕はね、動機の無い人間なんだ。壊すのも創るのも好きだよ。ただそれだけが好きだ。でもね、虚しいんだ、とっても虚しい。だって、その行為がある結果を生んだ瞬間、僕にとっては、もうどうでもいいんだ」
彼女は目に落ちてきた髪を払い、疑問の視線を送ってくる。
「僕はね、動機の無い人間なんだ。壊すのも創るのも好きだよ。ただそれだけが好きだ。でもね、虚しいんだ、とっても虚しい。だって、その行為がある結果を生んだ瞬間、僕にとっては、もうどうでもいいんだ」
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?