可愛いものを、そのまま可愛く「書く」ことは難しい

剣を使えなくなった騎士のヒロインが、ドールドレスの世界に入っていく。そのうち、彼女の夢はドールへと傾いていく。
最近、ここまでメルヘンなものを読んでなかったのですが、いざ読んでみるとスッと入ってくるのは、作者様の文章力のなせる技だと思います。

衣装や小物の描写が特に細かい。ドールドレスをまったく知らない自分がその服装をイメージできるのは、まさにこの描写のおかげです。
第1章を読みましたが、「はうう、可愛い~」とニマニマ読んでました。

可愛いものを、文章でも可愛く書ける。それがどれだけ難しいことか。
読んでいて心がほっこりする、とても素敵なお話でした!

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