思春期のふわふわ、ゆらゆら

まわりから浮いている彼。
物理的に、まわりから浮いている。

どこかへふわふわ飛んでいきそうでいて、
何か不安に縛られているようでもいて、
人とは違う彼への興味は尽きない主人公。

とらえどころのない彼の語り口、
ファンタジックに表現された思春期らしさ、
すごく好き。