見えない風船の糸

作者 神楽坂いずみ

9

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★★★ Excellent!!!

――

まわりから浮いている彼。
物理的に、まわりから浮いている。

どこかへふわふわ飛んでいきそうでいて、
何か不安に縛られているようでもいて、
人とは違う彼への興味は尽きない主人公。

とらえどころのない彼の語り口、
ファンタジックに表現された思春期らしさ、
すごく好き。

★★ Very Good!!

――

 高校の時、クラスに、浮いている少年がいた。一般的な意味ではなく、物理的にふよふよと、彼は浮遊していた――
 淡々とした筆致でつづられる、いっぷう変わった友達との思い出。彼はなぜ「浮いて」いるのか。鳥はみずから望んで空を飛んでいるのか。ちょっと不思議な短編でした。