こう言う状況に陥れば、このくらいの文字数の遺書を書くかもしれないなぁ、と思いました。その観点では迫真の作品です。星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。
1作目である”時のロープ(旧題)”という小説の骨格であるタイムパラドックスの矛盾を解消する理屈は仕事の関係で思いつきました(時間移動の仕事はしていません)。 …
今思うと、タイトルを見た瞬間からカタルシスが始まっていました。定期的にこういう作品を読むといいかもしれないなと思いつつ読み進めましたが、最後の「もしも、私に少しでも同情する人間がいたら注意してくだ…続きを読む
『遺書』というキャッチコピーどおり、これは1人の男の或る顛末を描いた作品である。 いや、もしかしたら作品ではないのかもしれない。何故なら、文章のどこにも「これがフィクションである」とは明言されてい…続きを読む
『遺書』を読んだ気分にさせられたのは僕だけでしょうか?良い意味で、引き込まれますね。物語の設定がやや馴染めない部分はありますが、感想として面白いです。
もっと見る