ノベロイド「書詠フミ」の誕生から消失まで

自動で物語を作ってくれる物語自動生成機。それは、創作者ならきっと一度は考えたことのある願望だろう。「書詠フミ」はそんな、夢のようなソフトだった。これは「物語自動生成機が実在した」という世界の物語。
この作品の魅力はなんといっても独自の世界観にあると思う。「書詠フミ」が登場したことによる作家と小説の在り方の変化が、リアリティを感じさせる描写で記されている。
「書詠フミ」が実在したらあなたはどうしますか?
その作品が人を超えるようなものなら?
皆さんはこの作品を読んで何を思うでしょうか?

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