求め合うが故にすれ違う

 幼き愛は、それを愛と認識せず。
 喰らうという行為は、ただ、己が血肉とする為の欲望でもある。

 愛しているとは、何だろう。

 人としての概念を持ち得ない天使の視点からのアプローチでしょうか。
 理解を伴わずして羨望する、その存在が切なく、哀愁を誘います。

 堕ちて、堕ちて、その先に、救いがあったのか、それを問いたい。

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