概要
狂人が贈る、悪の為の寓話。華々しい海賊のダークファンタジー。
「お前は埋もれかけた宝の鍵だ」
海賊船長ラースが殺人鬼メーヴォを仲間にした。その港からこの物語は始まる。
これは男たちの絆の物語。
悪人に贈る、狂人たちが綴る悪の寓話。狂人悪党海賊の大冒険を此処に語ろう。
小説家になろうで連載中の同題小説を、webに特化した形に再編集したものです。
一気読みしたい方はコチラ
小説家になろう版『海賊寓話』【http://ncode.syosetu.com/s3666c/】
※カクヨム版『海賊寓話第二章』【https://kakuyomu.jp/works/1177354054883053474】
海賊船長ラースが殺人鬼メーヴォを仲間にした。その港からこの物語は始まる。
これは男たちの絆の物語。
悪人に贈る、狂人たちが綴る悪の寓話。狂人悪党海賊の大冒険を此処に語ろう。
小説家になろうで連載中の同題小説を、webに特化した形に再編集したものです。
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小説家になろう版『海賊寓話』【http://ncode.syosetu.com/s3666c/】
※カクヨム版『海賊寓話第二章』【https://kakuyomu.jp/works/1177354054883053474】
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!麗しくMADな海賊の名前を聞いたことがあるかい?
パイプの煙と強い酒、安っぽい娼婦の白粉の匂いに満ちた掃き溜めの酒場でたまたま居合わせた酔っぱらいに肩を叩かれた。
「お前、見ねぇ顔だな駆け出しか?」
ごわごわの髪に潮風に荒れた肌、よれよれの薄汚れた服を着た初老の男は金歯の光るピアノの鍵盤のように抜けた歯並びを見せて笑った。
酒臭い息が顔にかかり思わず仰け反る。
あしらおうとすると、男は私の足元のトランクを抜け目なく見つけ尚も言った。
「旅行者かい。良い服を着てなさる」
木の棒切れだけの義足を引きずって隣の席に座り込まれてしまった。
「海には気を付けるこった。丘の荒くれより恐ろしいもんが彷徨いてまさぁ」
なにかを狙っている時の、…続きを読む