ラノベ作家たちの魂を削る死闘(執筆)を描くメタ小説

 ライトノベルは実はノンフィクションの異世界ルポだったんだよ!!!! 

…………と、誰かが叫んでもおかしくない程に違和感なく現代とファンタジーを融合しており、読んでいて不思議な引力を感じる小説だと思いました。

 なによりも生々しい(?)のが作中の作家さんがたの強烈な主張で、出版社持ち込み派とウェブ小説派の対立など、デフォルメされた個性が極まってます。

 こんな風にものを書けたら、いやむしろ書かなければ、と思わずにはいられなくなる小説です!

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