Always thinking about you.

私が 最初に 惹きつけられた理由は ごく単純で
自分の 本当の名前のイニシャル T のせいでした。
T 宛ての手紙? K からの?

大体の私のレビューが そうなってしまうように、これも 手紙です。
自分が何処であっても自分で、私的な想いを載せて
書いているせいか、詩や、私小説や、手紙の文が 気になってしまうのです。

なぜ、ここで 英語の詩なのかなぁと 考えながら 読みました。
英米文学専攻でしたが 今や錆びついた英語力で きちんと捉えられたか
甚だ疑問ですが、そのシンプルな文の 雰囲気に 好感を持ちました。

ナンバリングされる事象。 まるで 音楽の タイトルのように。
その後に、それぞれが ゆっくり語られる。
響きのすてきさと 情景が浮かぶような感覚。いいなぁと想いました。
詩的な言葉が パレードしているようです。
これは、Tさんという方の 音楽 或いは 文章への メッセージなのかしら。
あえて答えを聞かない前に、書いています。

日本語で訳されたもの、一緒に載せられたら、読む人 ふえると思います。
What was left after rain? 私も考えています。

作者さまは 外国に在住の方なのですね。
でも、日本語でも 文章を書かれているようなので
ここでも そんな作品が発表されるといいなと 想っています。
(短編 「旅人たちの一コマ」ふわっと 風が吹いた ここちです。)

N こと Tより。