確かに、設定は若干雑。 展開にも若干の物足りなさはある。だけど、それでも読ませる。惚れさせる。特に森ちゃんの信念には、思わず息が詰まった。それほどの『気迫』が、作者によって登場人物に籠められている。同じ物書きとして、この気迫には正直嫉妬してしまった。
世界を蹂躙した吸血鬼と戦う少年坂之上 雲。多少思い込みが激しい印象を受けるが、出会って間もない少女の信念を汲み、残された人類を守るため真祖やその眷属を倒していく。 敵は次第に強力なものが現れ、…続きを読む
人のナリをして人ではない鬼の群れ。吸血鬼が自分達の世界を捨てなくてはならないほどの暴威。彼は復讐者。鬼に鬼と呼ばれる者。だがどうしようもないほどに人間。この物語は彼の駆け抜ける道を追う物語…続きを読む
セカンドムーン出現以後、太陽に去られ、吸血鬼に蹂躙される人類。初っ端からヒロインが窮地につぐ窮地で、けれど凛々しく雄雄しく立ち向う様は惚れ惚れします。そして現われたるやヒーローは素敵眼鏡の人間主…続きを読む
私は自分で戦闘を描くくせに、読むのは苦手だったりします。ですがこの戦闘はとてもよかった、面白かったです。お互いの一手一手がなんだかすごいと思いました。最強って感じが出ていてドキドキしました。メ…続きを読む
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