登場人物たちの中に自分を見る

主人公にも、他の登場人物達にも
「そうだよな、ああ、そうだよな」
と共感することの連続です。

それは心の弱さ、狡さ、情けなさ。

それを思い知らされ、立ち向かい、
でも簡単には克服できずに苦しむ。
その様子に愛おしさが込み上げます。

立派じゃなく、かっこ悪く、みっともなく、
だからこそむき出しの心の叫びが胸に響きます。

その他のおすすめレビュー

天城リョウさんの他のおすすめレビュー213