剣客商売 in ファンタジー

50万字以上もあり、読み応え充分。
読み中途でのレビューをご容赦ください。

女流剣士マーシャの侠気、その人情、人柄など、年代の差にも関わらず、なぜか、秋山小兵衛を連想させられました。
弟子のミネルヴァはさしずめ佐々木三冬、という印象です。

秋山大治郎に当たる登場人物は不在なものの、ミネルヴァのボディガードがとてつもなく魅力的。
最近の映画だと「キングスマン」に登場する、女用心棒ガゼールを思い浮かべました。

以前、パラサイト・イヴの瀬名秀明氏が「日本の剣劇と西洋ファンタジーの融合は面白くなる」と語っていたことを思い出します。

アクション描写、剣戟描写もさることながら、個々人の情感を大切に、しっかり、しっとり丹念に描くなど、人物描写にシンパシーを覚えました。

自分自身も書きたいもの、書いているものは、基本的に魔法や便利モンスターの出てこないファンタジー世界なので、とても素直に世界に入り込めます。

今後読み進めていくのが楽しみです。

目指せ、ファンタジー界の池波正太郎!

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剣雄綺譚

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