小説好きな子に悪い子はいません。

それは好きな小説が一緒だった。
たったそんなことでこうも性格の異なる二人が巡り会う。
きっかけなんて些細なこと、なにもなければ二人が繋がることなんてなかっただろう。でも確かに会った。出逢った。
そして『いい子』が反抗するとき、それは確かな勇気を出す時。
委員長でも人間。ちょっと悪くても女の子。
友情は、ある。