独自用語と俺設定の洪水で、超不親切な小説。 でも「黙って俺について来い、読者が俺に合わせろ」みたいな気迫は、好きです。 私が子供の頃に夢中になって読んだSFやファンタジーと、同じ味がします。
プロローグを読み始め、初めはやや飛ばしすぎかと一瞬思いましたが、あれ、もう3話まで読んでいる自分がいるのに気づきました。これは、ぐんぐん読めます。馴染みがあるようで、なかなか実は馴染みのない…続きを読む
エンターテイメントでありながら、仏教の世界を広く伝えようという意、目的本意の緻密に計算された小説です。
徳ノロジーや舎利バネティクスなどの駄洒落を見て「あーギャグ系ね」と思っていたがいざ読んでみればさにあらず、仏教的世界観をうまく科学技術に取り込んで昇華させている。徳ビームで蓮の花が咲いたり、サイバネ…続きを読む
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