ここをご覧くださってありがとうございます。
タイトルの通りです。
【「隠者は払暁に眠る」はこんなお話です】
御年十歳になるユーゴー帝国の第三皇子ハーレイは、皇家の家風と教育方針に馴染めず悩んでいた。
ある晩、帝城からの脱出を目論んだハーレイは、立入禁止の裏庭へと迷い込む。
美しい花々に囲まれたその場所には、ひとりの貴人が隠れ住んでいた。
その人の名はアテュイス。隣国ニアーダ王国の先王で、ユーゴーとの戦争に敗れた後二十年以上の長きにわたって軟禁されていたのだ。
妖美で知的なアテュイスに魅了されたハーレイは、彼と交流するうちにユーゴー帝国の政治に疑問を持ち始め、やがて帝位を望むようになるのだが……。
第一長編「暁天の双星」から二十年後の世界を描く大河ファンタジー。
※暁天の双星はこちら
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887670705明日10/1の21時に「序文――ターミ・ポアットによるまえがき」が公開されます。
その後10/2の21時に2話(キリが悪いので)、以降完結まで毎日1~2話更新する予定です。
全部で17万字くらいです。
同人誌の在庫もまだありますが、発行からだいたい2年経過しましたので、全文公開することにしました。
同人誌版との違いは、気づいちゃった誤字の修正と、webで読むことを考慮して改行を多めに入れたことだけです。
「暁天の双星」の後日譚ではありますが、こちらから先に読んでいただいても差し支えありません。
(共通の登場人物が出てきますので、両方読んだほうが楽しいとは思います)
ちまたではカクヨムコンがトレンディなのかもしれませんが、後日譚という性格上コンテスト向きではありませんので、ひっそりこっそり連載します。
Twitterでも毎日更新の告知ツイートを流せるかどうかあやしいです(めんどいし)が、できるだけがんばります。
同人誌既読の方にも、ツイートを見て「ああなんかそんな話だったな~」とか、「ここだけもっかい読もう」とか、ゆるく見守っていただけたらうれしいです。
ともかく、見つけてくださった方に面白がっていただければさいわいです。
よろしければお付き合いください。
画像は過去のイベントで作ったキャラクター紹介です。
※イラストは氷上リホさん画
アテュイスは、私がこれまで作ったキャラクターの中でもっとも単純かつ複雑なキャラクターになったと思います。何を言っているのかわからないかもしれませんが……
それでは、また。