• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

神道の「神」について考える。


https://kakuyomu.jp/works/16817330652449226763/episodes/16817330661072820227
この小説では神道の「神」と、神に対して
依代となりうる「人格神」ので存在に
ついて取り上げています。
特に、その中でも近代になって
作り上げられたのが、いわゆる
「国家神道」による天皇の存在でしょう。
 三島由紀夫は、日本人の意識の
根底に仏教の「唯識」、その中でも
「阿頼耶識」なるものが存在すると
説きました。
これは有でもなければ無でもない
「空」という一瞬現れるピュアな意識です。
これを、天才社会学者、政治学者
の故、小室直樹氏は、二二六事件を例に
鋭く分析しています。
三島が何故昭和天皇に対し、
「などてすめろぎは人となりたまひし」
と嘆じたのか、
とても思索を深める良書であり、
この小説について、ヒントを与えて
頂けるのではないかと、思っています。
皆様にもおススメです。

小室直樹著
「三島由紀夫は復活する」

コーヒーと思索の一日です。
熱中症なりかけにつき、療養。
ゆったり。






コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する