https://kakuyomu.jp/works/16818093080225258950/episodes/16818093080225571598紀元五世紀の前半、中国の分裂状態を利用した高句麗は、百済や新羅に侮蔑的な名前をつけて属国化しようとします。これらの国の要請を受けて倭国は高句麗との戦いをしますが惨敗し続けます。
ひとつには鉄器は百済からの資源と技術者導入で、 鉄製の甲冑や鉄剣ができるのですが、高句麗には強大な騎馬隊が編成されていたからです。
国土防衛に力を注いだ雄略天皇は、百済から馬を輸入して、技術者の支援の元、信濃の広大な原野で馬の調教を始めて、騎馬軍団を編成し始めます。しかし彼は新羅の要請にも応える勇気がありません。自信がなく、高句麗との戦いに踏み切れなかったのです。
私の小説はここに目をつけました。 現代からタイムスリップして囚われた少女ユリナの危機に、神様となった花田耕平がある日雄略天皇の枕元に立って、今こそ高句麗攻略を進めるべきだ、と進言するのです。
そのためにバックボーンに大国である中国南部の宋に使者を遣わせて同盟関係をむすぶべきだと。
天皇は中国風に髷を結い、漢服に身を正して倭国が文明ある土地だと示して使者を迎えます。花田耕平の悲痛な少女救出の意思に応えるために、そして百済や新羅と手を結び、朝鮮半島の安定と倭国の安全を期するために。
お楽しみにーーーー。
イメージソング
竹内まりやーカムフラージュ
もしも世界が明日終わり迎えても
あなたがいれば怖くない
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