こんにちは。前回の近況ノート更新から二ヶ月以上が経過したということで、またも「とりあえずなんか書いておくか」というテンションで文章を綴っています。
この間、特に大きなイベントもなく、日々お絵描きをしたりたまに仕事に出たり、暇があったら小説を書いたりと今までの延長みたいな生活を手堅く送っていました。数篇ほど短編を書くことができましたし、連載小説の方もぼちぼち執筆を続けているのでまあまあ、百点とは言わずとも及第点を手堅く取れる日々だったでしょう。
あ、そう、この前Skeb(絵描き界隈で流行っている、有料で創作のリクエストを受け付けられるサイト)に登録しまして、早速一件イラストのご依頼をいただいたのでそれを即日納品したりなどしておりました。
現状、私の生活費の大半は障害年金から出ており、貯金も結構な額あるので、まあほとんど労働しなくても最低水準の生活くらいは送れる状態です。ただ人様におんぶに抱っこ状態で生きていることに多少の申し訳なさはあり、周囲からは「生活保護、受けなよ」みたいなことを強く勧められているんですけれども、なるべくなら現在の年金と、あと月何万かくらいは自分で稼いで生きていきたい気持ちがある。
そんなこんなで、その「月何万か」の収入をできればSkebで回していきたい気持ちで登録した、という状況でした。
まあゆーて、この業界も知名度が非常に重要であり、私みたいなXでもさほどのフォロワーもおらず、そもそも絵の技術がさほど高くない人間には滅多にリクエストなど来ません。最初の一件のリクエストをくださったのも仲のいいフォロワーさんであり、まあ今後、安定して月何件かの依頼を捌くためには結局アカウントを育てたり画力をあげたりといった努力を続ける必要がある。
なんとかやっていきたいなと思っているんですが、現在、イラストレーター界隈はほぼほぼレッドオーシャン化していまして、「それなりに絵が描ける人間」の数が爆増し、そうした絵描きたちがどんどん収益化に乗り出している背景を受けて、絵描きとして収入を得る、ということが非常に難しくなっていっているんですよね。
現状専業絵描きとしてやっていけるような人たちは、才能もあり美大や芸大で専門的な教育を受けた地力があり、かつインターネットで名声を得るための土壌を持っている非常に恵まれた人たちだけであり、まあその条件のうちいずれも有していない私などはだいぶ厳しい戦いを強いられている。
最近は、しばらく「辛い、辛い」「辞めたい、辞めたい」という思いで続けていたお絵描きにある程度の楽しさを見出せるようになって来たということで、別にこれ以上売れずとも描きたい絵を描いて生きていければ十分だな、と思い始めているんですが、まあその副産物としてどっかである程度売れるといいですね、というお気持ちをここに表明しておきます。
日々なんやかやありますが、強く生きていきたいですね。徐々に秋めいて来ましたが、体調など気を付けつつやっていきましょう。ではまた次の機会に。