ひいいい!懐かしいいいい!!!
前にも書きましたが、ずいぶん前にアメブロで二次創作小説をやっていて、その時もこうやって別記事であとがきを書いていたもんですから、その時の感覚がふと蘇ってきて何とも言えない気持ちですね!!
さて、早速取り乱してしまいすみませんでした。
拙作お読みいただき本当にありがとうございます。
前情報一切なしのスタートだったので、ここで改めて色々説明していきますね。説明って無粋なイメージもありますし僕自身それもよくわかるんですが、如何せん最初なので。
まず舞台設定は「今より少〜し先の未来」。
エリアとしては東京だと思ってもらって構いません。
物語の核とも言えるキーアイテムが「IPSuM」ですね。
アイウェア、ウォッチ、上半身(うまく言えない)、下半身(うまく言えない)、シューズという5種類を展開するウェアラブルデバイスシリーズです。
この上半身下半身ってのは、ほら、なんかSFアニメとか科学系のニュースとかで見たことありません?人の手足の動きをアシストするパワードスーツみたいなやつ。ああいうのが上と下でそれぞれ市販化されて、広く職業の現場とかで活躍しているんです。実際介護とかの現場での実用化を目指したパワードスーツもリアルに開発されてるって話ですからね。
で、その中でもアイウェアやウォッチとかなら、ちっちゃいしそんな高くないし、個人間でもシェアが広まってるって話です。
ザイオン社は現実でいうところのAppleですね。
そしていわゆる悪ポジションとしては、そんなIPSuMを魔改造して、作業補助とかそういうレベルじゃなくホント超人になれるくらいブーストしようぜ、というオラついた技術組織がいて、市民を誘惑して、手を出してしまう人が出てくるという構図。
この辺は完全に「仮面ライダーW」のガイアメモリが影響していますね。「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」とか言いそう。
で、流石にそれは危ないから、こっちも実力行使で取り締まろう、と編成されたのがTWIST。
作中でも室長の杏樹さんが少し触れていましたが、TWISTは「Task-force for Wearable-gadgets Incidents Suppression and Treatment:着装端末犯罪鎮圧処理特命部」の略です。
ええ。ちゃんと考えてあるんです。これから出てくる大体のネーミングがそうです。だんだん僕のツボがわかってきましたね???
TWISTの人員構成や基地の雰囲気なんかは「特命戦隊ゴーバスターズ」の影響を受けまくっていますね。
これは次回にも節々に感じていただけるのではないかと。
事ほど左様に、この小説はいろんな作品の影響を受けに受けまくって作ったものです。他にも「アクティヴレイド」「アイアンマン」「仮面ライダーゼロワン」などなど……それは今後折に触れて言及していきたいと思います。公務員ヒーローという意味ではやっぱアクティヴレイドの存在は大きいですが。
そして登場人物!
主人公・南城李人は割とドライでさっぱりした性格。まさに「ゴーバス」のヒロムのような人物像ですね。
警察の先輩・アキさんこと対馬晶はヘラヘラしたおっさん。「ビルド」の石動惣一のイメージですね。
とまあこんなふうに大体のキャラクターイメージを外から持ってこさせてもらって、それを基盤に作中で枝葉をつけるっていうのが僕なりのキャラの作り方だったりします。
散々特撮に染められて作ってきた割に杏樹さんは「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」のスズカゼさんだったりします(アンジュなのにね)。ライダーで当て嵌めるなら、うーん。「カブト」のミサキーヌとかなんですかね。
今後のキャラクターの変化や関係性にもご注目くださいね。
さて、言うてもまあまあありがち展開な感じで、南城が予定外のコンバットスーツ臨時装着者となりましたけども、ここから南城がいかに自分の「仕事」と向き合っていくか、バトルと合わせてお楽しみにしていてください。
やっぱり多少なりとも社会人経験を経て、今の自分が10年前の自分に比べて新しく描けるようになったことってなんだろう、と考えると「仕事」「社会」「人間関係」とかそういうのだと思うんですよね。
昔も未熟なりに一生懸命描いてましたが、今だからこそ書けるものを改めて書いてみたいと思いましたし、まさしくこのBITSはそういった「仕事」と、かねがね僕が大好きな「ヒーロー」を掛け合わせた作品になってます。
ただヒーロー然としたかっこよさやワクワクは”公式”からたくさんもらっているので、そこにないものとして、ヒーローにまとわりつくシビアな制限やしがらみ、仕事としての現実味や悩みなど(あえて月並みに言えば「リアリティ」)を描いて行きたいんですね。
ただもちろん、装着とかバトルとか、そういうのもワクワクしながら書きたいので、蔑ろにするつもりはありません。ご安心を。
少し長くなっちゃったでしょうか。
第一回ですからね。
あとがきについては特にこのぐらいのボリュームでってのは設けずに(更新時刻もだいたいで)書いて行きたいと思っていますので、おまけ的に、副読本的にお楽しみいただければ幸いです。
よかったら次回もお読みください。
ちなみに今回第一話のタイトルかなりド直球だったと思いますが、
各話タイトルはある法則性に基づいて決めて行きますので、是非当ててみてね。