今現在、大昔或いは現代のお仕事や文化などを調べて「この世界観でどうやって存在させるか」みたいな作業に追われています。
異世界ファンタジーの大変なトコロはそういう部分ですね。
どんな仕事や文化だったとしても人間が作り出した以上、浅いモノなど一つもありません。
んで、インターネットで調べられる情報って基本的に「上澄み」だけなんですよね。
けっこう色んな人が知ったかぶって「アレはこう」「コレはどう」みたいに語る場面も多々見られますが、自分が体験した物事が語られてたりすると「馬鹿じゃねーの? 知らねえクセに語るなよ」って思ったりします。僕が知らない物事でもそうなのでしょう。
しかし大昔のモノなんて体験できないし、現代のモノであっても体験できる事など限られます。結局、上澄みを出来るだけ深掘りして「想像」で補完するしかないんですよね。
その上で世界観に合う様に「アレンジ」するという。
曖昧にして匂わせる手法も勿論使うのですが、アニメや漫画と違い、小説は文字で語らねばならず時には「ハッキリ言い切らなければならない」時もあります。その言い切る物事を成立させる為に「匂わせる物事」も同じくらい練り込まねばならないという。
世界を創るって難しいっすね!
いや違う。
凄く手間が掛かるって事だ!
そんな手間が掛かる世界観ですが、物語の根幹はストーリーです。
だって「物語=ストーリー」だから。
あ、英訳の話です。でもそういう事だと思ってます。
ストーリー、キャラクター、世界観、この三つの要素の中で世界観の優先度は低めです。
でも舞台がキチンと整ってないとキャラクターの動きがギクシャクするし、ストーリーにも破綻が生じると思うのですよ。
人気を得る為に重要なのはストーリーとキャラクター、でもそんなストーリーとキャラクターが存在するのは「世界」なワケです。
シェアワールドとか使えば良いじゃん?
確かにその方が効率は良いでしょう。
シェアワールドというか「サブジャンル」ってのは、先人達の積み重ね、であります。
僕が今試行錯誤している事を色々な人達が試して、失敗して、学び、先鋭化させていったモノです。
そこに自分が考えたストーリーやキャラクターを当て嵌めるというのが王道であると考えます。
でもなぁ、それじゃ描きたいモン描けねーんだよなぁ。
オリジナリティを出したいワケでもないんすけど、なんつーのかな?
自分の考えたモノが百パー活躍出来るのって、やっぱ自分が考えたモノ以外ねーんじゃねーかなって思うわけですよ。
いや、既存の色んな要素は勿論使います。でももっと根本的な部分っつーか。
でもでも、世の中のあらゆる評価は「減点」です。世の人々それぞれが持つ「百点満点」から減点していって「合格点を下回らない点数」を出せば評価される事はわかっているのですが、僕としては「加点」を目指したいワケです。
誰か似た様な事考えている人いるかなぁ。ギャンブルは嫌いなんですが、やってる事はそれと変わらないという。笑
よっしゃ!
気を取り直して続けよー!