転職する前、髪を切ってもらった。まだ暑い時期だったので、それはもう、バッサリと。オーダーは「おでこの半分くらいの長さにしてくれれば、それでいーや。後は好きにして」というもの。切られてる間に寝てしまい、目が覚めて出来上がった髪型を見たら、それはウルフ! しかも、なんだろう。アーティストとかがやってるお洒落なヤツじゃなくて、元ヤンキーの人が、中学生くらいにしていた髪型を、未だにカッコいいとか思って続けてる感じのやつ。実は、アシンメトリーとかウルフに多大なプライドを持ってる美容師は少なくないんだけど、コレは、ダサすぎだろう。ふふっ。
ま、いーか。
僕は基本的にぶりっ子なので「話す時はお目目パチクリしておけば大丈夫でしょ」とか考えてたけど、そうでもなかったようである。
今週、河川に架かっている橋の「ハツリ作業」なるものをやった。
僕らは普段、草刈りなんかをする元請けさんが割り振ってくれる作業をしてるんだけど、寒い時期になると他の元請けさんからの仕事も請け負う。ハツリ作業というのは、道路とか橋とかそーゆーモノを修理したりメンテナンスする為に、コンクリートとかアスファルトをぶっ壊す作業だ。僕は下っ端なので、壊されたコンクリートとかである「ガラ」をひたすら猫車にスコップで乗せて運ぶという簡単な事だけやってれば良い的な、比較的楽な作業である。
普段の元請けさんはフレンドリーで気さくな人達なのでアレだったんすけど、今回の元請けの人がなんか最初、僕に対して冷たい態度を取っていた。
で、休憩時間、聞いてみた。
で、返答は「ヤンキーに見えた」そうである。
何故? 話す時は声も、ワントーンほど高めに喋ってるのに!
更に「くわえタバコで問い詰めてくる姿勢もヤンキー」とも言われた。
いやいや! くわえタバコじゃねーから! ちゃんとお上品に電子タバコを手に持って話しかけたじゃん! しかもそっちがたまたま近く歩いてたから声かけただけじゃん?
どうやら職種が変わったからといって、見た目や立ち振舞いを気にしなくていい、とは、ならないようである。
取り敢えず、今度髪切る時は可愛らしく重めな丸っこい髪型にしてもらって、色もピンクブラウンにして、ぶりっ子に全振りしよう。あとは、アレだ。友達チョイスの、なんか血がほとばしってるようなデザインのインナーも、極力、着ないようにしよう。
PS.
ところでもうすぐカクヨムコンかぁ。サラッとなんか描くかな? たぶん描いても置きっぱなしにするだけだろうけど。