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 サケとマスの違い。

 先日、シャケについて語った作品を書いたわけであるが、アイヌ語でシャケを「カムイチェプ(神の魚)」と呼称する的な感じで書いた。
 だが、少しだけ違う。
 カムイチェプとはシャケと神様に対し畏敬の念を込めた呼び方なのだ。本来なら「チュキペ」が正しい呼び名である。ちなみにマスのことは「サキペ」と呼び、その使い分けはサキペが夏の魚、チュキペが秋の魚だ。
 面白いのが「サケ」の語源が「サキペ」のほうであるという事。和人がアイヌの言葉を誤解したそうである。

 そして西洋だと「サーモン」がサケ。「トラウト」がマスだ。その使い分けもシンプルで、河川にいるのがサーモン、海にいるのがトラウトである。

 テキトー?
 たしかに。僕もそう思う。でも、日本のほうが、もっとテキトー。
 シロサケ以外は、全部マス。
 舐めてんのか? シャケを。マスを。

 で、後々「なんかマスよりもサケのほうが高級そうじゃね?」みたいになって、サケ以外の魚もサケと呼称するようになった。ギンザケやベニザケは、マスである。

 ただ、一つ言える事がある。
 シャケは尊い。

 皆さんにはこれだけ覚えて帰って頂きたい。

 以上。
 

5件のコメント

  • 鮭児や時知らずも撮れますな。
    時知らずはもの凄く脂が強かったので好みでは無いけれど。
    鮭児はまだ喰ったことない。
    話によるとこちらも脂が強いとのことで、好みでは無さそうな。
  •  えーちゃん🤨
     僕はそんな高級品食べたことありません。笑
     ただ、ケイジはともかくとしてトキシラズの面白いところは、未成熟魚のくせして脂の乗ってるところ。
     恐らくはアムールからそのまま親潮で育つので、エサが豊富であるからだと思ってます。オキアミなどをたぶん沢山食べられるのでしょう。
     和牛の肉寿司なんかもそうなんすけど、脂っこいのは炙って山椒などをかけると美味い、んじゃあないかなぁ?笑
  • シャケは尊い。
    推しも尊い。
    つまり、シャケは推し(そうはならん)
  •  シサムウタラくん。
    SHAKE IT UP,BABY!!
  •  阿賀野さん。
     ええ?
     たしかに切ないとは思いましたが、どんな家族が生活していたのか想像できる、良い写真でしたのに。
     廃屋でもダメなんですかね?
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