• 異世界ファンタジー
  • SF

どんぐり

団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ):どれもこれも平凡で、特にすぐれて目立つものがないことのたとえ。

あまりいい意味で使われるような言葉ではありませんけど……

最近、どんぐりを手に取ることもなくなったなと思いまして。子どものころなんであんな夢中になって拾い集めたのかと思い出してました。

で、ネットにはこんなひともいるようでして。
【「リアルどんぐりの背比べ」をしたら、ことわざの印象とまったく違う結果に⇒「結構差がある」「どんぐりの解像度があがった」と4.7万いいね】
https://www.buzzfeed.com/jp/masan2/donguri-seikurabe?bfsource=relatedmanual

いろんな、どんぐりがあるのですね。

ウィキによれば、ドングリあるいはどんぐり(団栗、無食子、英: acorn)とは、広義にはブナ科の果実の俗称。狭義にはクリ、ブナ、イヌブナ以外のブナ科の果実。最狭義にはブナ科のうち特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称をいう。

とあります。木の実ですから当然と言えばとうぜんか。

さらに「どんぐり」というと、卯月の好きな寺田寅彦(日本の物理学者、随筆家)の作品にあります。寺田寅彦は熊本の五高時代、物理学者田丸卓郎と、夏目漱石と出会い、終生この2人を師と仰いだ。卯月は夏目漱石の作品はどうも面白いと思えないのですが、弟子にあたる寅彦はけっこう好き。

どんぐり(青空文庫から)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/827_13489.html
嬉しそうにどんぐりを拾っている忘れ形見の娘の姿から、結核を患い若くして亡くなった妻「夏子」とのやりとり、そのしぐさに思いを馳せるという作品。

昔、中学だか高校のときに読んだこっちのほうが好きかな。
茶わんの湯(青空文庫から)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2363_13807.html
自然の持つ不思議さや科学的なものの見方や考え方を、子どもにもわかりやすい語り口で伝えてくれる。卯月の大好きな作品。

どんぐりのあの手触りとか、湯呑み茶碗の中を覗き込んでその不思議な様子を飽きずに眺めていたこととか、忙しい日々の中、大人になると忘れてしまって。

昨日の近況ノートに書いた絵本のハナシから、今日の卯月は意識がそっちのほうを向いているようでして。ちょっと今日はゆっくりしようかなんて思ってみたり。


まったく関係ないのですが、(たぶん)中1あたりはこの曲で作図の基本を覚えるといいですね。学校教科書に音源で採用してほしいっす。
【色恋沙汰は全て作図で解決可能であることの証明 - 家の裏でマンボウが死んでるP / Proof Geometric Construction Can Solve All Love Affairs】
https://www.youtube.com/watch?v=yoHR8qwuqmY

では。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する