なんちゃってホラー作家に期間限定でなっている卯月です。
というか、ホラーの週間ランキングのところに、よくお見かけする方たちが何人もいらっしゃるじゃーあーりませんか。あなたたちホラー界隈の方だったのですか!
冗談はこのへんにしておくとして、「夏はホラー」みたいな言葉がありますよね。日本においては、夏の怪談話からの流れでしょうか? 海外の有名どころのホラー映画は冬が多い気も(いや、オールシーズンあるか……)。
カクヨムさんの「ホラー」の定義は「心霊、オカルト、デスゲームなど、「恐怖」を主題とした小説作品のジャンルです」となってます。〇〇など、ですから、コワイことがメインならOKのようです。
なろうさんの定義は「読者に恐怖感を与えることを主題とした小説としております」とのこと。読者様にコワイわぁ、って感じてもらえたらOK。違いはなさそうですね。ちなみに「なろうさん」では「うわさ」をテーマにした「夏のホラー2024」というのをやるそうです(どうしよっかな)。
そういえばカクヨムさんも前に「SARF×カクヨム 短編こわ~い話コンテスト」をやってましたね。あのときどうして興味を示さなかったのか覚えていません。どうしてだっけか?
最近は短編を使っていろいろ実験しているのですけど、「恐怖」という感情(?)もなかなかに難しいですね。「笑い」や「(泣ける)感動」のしくみについては、少しだけ見えてきたような気がするのですが、「怖さ」の演出って……。一応ド定番のテンプレ的な構成は様々な作品から理解はするのですが、書いてみて自分が怖いと感じるかは別ですね。以前ここでも紹介した二人称小説も検討しましたが、どうも卯月が書くと字面的に「あなた」「あなた」の演歌っぽく見えてきて(卯月は心のrocker、収納の方ではない)、断念。
あと卯月が思うような怖さは誰にも理解され無さそう。ニーチェの「永劫回帰」的にサザエさん的世界が繰り返されるっての(昔、2ちゃんか何かで似たネタのSSがありましたかね。途中、カツオが毎年5年生であることに気づいてしまうやつ。あれは面白かった。怖いんじゃなくって……)。
まあそういうわけで、懲りずに『視点は死転?』が現在、第三話まで投稿済です。あと数話で完結させるのですけど設定方面で遊んでみようかと思う次第です。実は書き始めからゴールまでイメージできていたのですが、文章が……。
書きはじめてしまったものは仕方ないですね。例の「書き出しの一行によって、地獄の道行きにベクトルができます」(島田雅彦)ってやつ。文章を書けなければ書けないで追い詰められる。書けば書いたで、追い詰められる。創作活動ってやつはほんとうに……。
えっと、たのしい終末、じゃない、週末をみなさまお過ごしくださいまし。
では。