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課題をもつ

『憧れは、毒より強く、病より深く、人を捕らえる。【一度捕まると決して逃げられない】 それはまるで、呪いだが、冒険者たちは皆、進んで身を投じていく。彼らにとって、憧れのない人生は、死よりも恐ろしいのだ』

『この世に死ほど平等なものは無い。どんな生き物にも必ず、死は訪れる。死は公平にして、絶対的な理であり、常に我々の傍らにある。だが、人は知恵と勇気を駆使して、藻掻き、足掻き、最後まで生にしがみつく。我々は、この不公平で不平等な世界が好きなのだ』

鬱アニメとして有名な「メイドインアビス」から引用。

卯月はこのアニメとても好き。これの劇場版なんて映倫の審査でPG12からR15+に変更されたなんてことも。かわいらしいキャラ絵なのにね。『児童に対する肉体損壊などの残酷な描写がみられ』うんぬんかんぬん。というよりストーリーからくる精神的ダメージの方がはるかにヤバいのですけど、そのへんはスルーされるようで。

もう、しばらくホラージャンルには行かないのですけど、『怖さ』要素というのはどっかで入れてみたいですね。でも、簡単に読者さまが離れていってしまうので(しばらくは)書きませんけど。

レビューとかでも登場キャラへの仕打ちが酷いとかの文句を見かけることがあります。まあ星★ひとつでもついていれば作者さま的には歓迎なのでしょうけど……。そういったことを見越してレイティング選択やタグへの記載があったりもしますが、お構いなしだったり。何十万、何百万のPVを誇るような人気作家さまというのはそういったことにもきっと慣れてるんでしょうけど。

たしかに幸せな妄想に浸ろうと読んでみたら想像以上の鬱展開だったら怒りますかね。

気軽に読めるネット小説だからなのか、そういったモノへの耐性の無い読者さまも多い気もしますね。エロもそうですけど……。

無難な安全志向で大多数からのおこぼれを拾いながらコツコツいくか、少数といっても数にすれば結構なものであるコアな層を求めて深淵へと赴くか……。

やはり、ビビリの卯月は黄色い安全ヘルメットをかぶって坑道を掘り進めるしかないようです。

卯月は毎回、短編、中編、長編に関わらず自分の中の『課題』を設定して書いています。最近のSFやホラーのようなジャンルの理解を深めるだとか、少ない文字数にどれだけ伝えたいことをねじ込めるか、その逆で豊富な字数があるけどワンテーマしか書かないだとか。人称視点なんかもそうですね。

ただ漠然と書いていても「成長」は見込めないと知っているからです。

よく受験屋時代に預かっている子どもたちの保護者さんに言っていたのが、「ほうっておいても子どもは成長はしますよ。身長は伸びるし、場合によっては横にも。でも残念ですけど学力は勝手に伸びてくれないですねぇ」。なんか嫌な感じのセリフですけど、もちろん卯月はこれを上手く爽やかにしゃべってましたよ。

もうしっかりおっさんの卯月は、ほうっておいたらすぐに「公平にして、絶対的な理」が訪れてしまいます。上には残念ながら伸びませんし(ああ、170はこえてます)、横に伸びるのは病気のリスクしかないですね。

毎回、自分にとって、これは苦手かもとか、嫌かもっていう「課題」(できそうな範囲ですけど)を設定して取り組んでいます。

いまのところの「課題」は、「児童文学」っぽい方向で(ガチの児童文学はやはり困難)、あと三人称一元視点で作品を書いてみたいなぁ、ってことです。ちょっと難航してますけど、今週、来週あたりはそんなことを頭の中にいれて過ごしてみようと思っています。

今日は現在の卯月の頭の中のもやもやを書いてみた感じですかね。


これだけだと何ですし。

ビリーアイリッシュちゃんが来日しているらしいじゃないですか(かといって何をするわけでもないのですけど)!?

彼女が13歳か14歳で発表した「Ocean Eyes」は長く卯月のお気に入りの曲っす。

[和訳]Ocean Eyes - Billie Eilish
https://www.youtube.com/watch?v=ncBHX0SnwdU

これで癒やされてくださいまし。

では。





2件のコメント

  • 私はこの死と生の摂理をうらざわ直樹の【Monster】で習ったなあ。。
  • 浦沢直樹先生は、MASTERキートンが卯月のお気に入りっす。MONSTERも最高でしたね。YAWARA!も20世紀少年も。たくさんの学びがありました。みんな漫画で大きくなったっすね。
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