この週末限定で「怖さ」について考えてみようとしている卯月です。
やっぱ夜中のほうが雰囲気が出て良いですね(書いているのは夜で、まわりに人はおりませぬ)。
まずは「脳科学」方面から。『脳科学辞典』さん
https://bsd.neuroinf.jp/ から。
「恐れ」……外的あるいは内的な特定の危険、あるいは、危険と判断したことに対して誘発される嫌悪的な感情(情動)。特に、その危険の発生を自分で制御できず、対処が十分にできないと認知した時に生じる。進化の過程で形成された神経基盤が想定されている基本的な感情(情動)の一つとして考えられている。恐れが誘発されると、恐れの対象となるものを避ける行動、神経内分泌反応、自律神経反応が誘発される。基本的には、これらの反応は、危険なことから生体を保護することに寄与している。
この『脳科学辞典』さん。読んでて面白いっす。さらに詳しいこともいろいろと。なんか脳みその「扁桃体」ってとこが関係するらしい。
まあ奥さん、「嫌悪的な感情」ですってよ。そんなものを頑張って小説にして書いても大丈夫なのかしら、卯月さんが皆さんから嫌われてしまうかも。
いいんですよ、創作のためなら嫌われたって……。
うーん。読者さんをなんとか小説世界に引き込んだうえでの話なのは、他の「感情」と同じですけど。「危険」ですか……。逃げたいけど逃げられない、ああっ! みたいな状況を作るということでしょうか。映画『SAW』シリーズとかそうでしたね。密室とか孤島とか廃洋館? ゲームでいえば、バイオハザード的状況でしょうか。呪いのビデオテープとかは観たことによる心理面での縛りかな。
いろいろありそうですけど、お化け屋敷と同じで「怖さ」を期待しているお客さんの上を文字だけで行うのはあらためて大変だなと思います。映像やリアルでの「わっ!」って驚かされるかもっていう怖さは使えないですからね。
あと、音楽、音からのインスピに頼りがちな卯月はそっち方面でも調べてみました。「怖い 音楽・曲」なんかでもたくさんありますけど、次のなんかが理屈もわかって勉強になります。
『怖い!シンプルなのに恐怖を感じる音楽』(3分ほど)
https://www.youtube.com/watch?v=HMHhwx-rIkE『緊急地震速報の音はなぜ怖く感じるのか?』(2分弱)
https://www.youtube.com/watch?v=JfT2a4j6jN4音の組み合わせによる心理に与える影響の一端が見えてきます。
・テンポが速い
・短いフレーズの繰り返し
・キーが短い間隔で変化する
・悲しい感じの雰囲気
これは音楽について、人を不安にさせる効果を出すための条件ですけど、文章にも活かせないかなぁ。
あと、以前紹介した「JーALERT」 総務省消防庁のホームページ下部にある『全国瞬時警報システム(J-ALERT)による放送内容(例)』の「国民保護情報(発射情報)はトラウマレベル。
警報音の不快感は半端なくて、続く音声メッセージの男性の声が……。
https://www.fdma.go.jp/about/organization/post-18.html「ミサイル発射。ミサイル発射。ミサイルが発射されたものとみられます。
建物の中、又は地下に避難してください」
これは寝る前に聞くと間違いなく寝られなくなります。徹夜で何かを仕上げないといけないという緊急時には作業用BGMとして編集したものを使えば、朝まで起きていられるか頭がイカれてしまうかどちらかです(ふふっ)。
こんな素敵な雨の降る週末の夜を台無しにするような近況ノートで、ほんとすいません。
卯月の不快な短編『視点は死転?』の第4話も投稿しました。読んでも嫌いにならないでねっ!
では。