わたくしは所用で隣町まで出かけておりました。
いつもであれば、専属の車夫さまが操縦なさる(あえて操縦なの)人力車を利用いたします。
はい、ほとんどのかたはご存じない、斉藤タクミ似の九九が大好き(あ、六の段がちょっぴり苦手)な、あのイケメンでございます。
ところが、この秋に「全国九九道連盟主催」の段位試験に臨まれるとかで、有給をお使いになっていらっしゃいます。
仕方なしに、わたくしは隣町から帰ります際に、滅多に乗らないタクシーを使いました。
タクシー乗り場にちょうど一台、客待ちでした。
でも、ちょっと待って。あれって、タクシーよね。
わたくしの切れ長二重の大きな目は、その黒い車輌を凝視しました。
フォード社製かゼネラルモーター社製かはわかりませぬ。いわゆるクラシックカー、と呼ばれますふる~い車体。屋根にはタクシーのマークはありませぬ。
わたくしは、そぉっと近づきました。するとフロントガラスの左端に「市内1円」なる張り紙を発見。
ま、まさかの円タクってやつですわ。
大抵のおかたなら、ここでお乗りになることはございませんわねえ。
だって得体が知れませぬもの。
ところがどっこい、猟奇ストを自認いたすわたくしは、チャ~ンス! とばかりに乗ることに決めました。
あ、1円なる料金に魅かれたわけではございませぬ。いえ、正直に吐露しますれば、吝嗇家のつばきはちょっぴり魅かれました。
後部席のウインドウを軽くノックいたしました。
すると運転席に背筋を伸ばして座っておられた運転手さまが振り返られました。
と、ここらで皆さまに御礼を。
つばきの近況ノートなど、ほとんどのおかたはご覧にならないと思います。
もし奇特なおかたがいらした時のために、あえてこの場で御礼を。
はい、「美味恋コン」。
拙作は見事に撃沈でございました。やはり、わたくし程度ではなかなか難しいということが、あらためてわかりました。
ただ、締め切り後にご覧くださるかたが思いのほか多く、多数のレビューやお★さまを頂戴いたしました。
わたくし、ものすごく嬉しいのです。
それはもちろん書籍化は夢でございます。でも、つばきの紡いだ物語をご覧くだすったかたがいらっしゃる。
もう、これで充分でございます。
応援してくだすった皆さま、お目通しくだすった皆さま、最終選考には残念ながら残りませんでしたけど、つばきはそれ以上に、掛け値なしに感謝申し上げます! 本当にありがとうございます!
またどこかでつばきの紡ぐ物語をご覧くださることを、お願い申し上げます♡
そしてそして、久々のカクヨムさまをチェ~ックで~す!
あ、「明日へ奏でる草笛の音」と「THE☆騎士MEN」にレビューを頂戴しておりますわ!
楠 秋生さま、
秋生ちゃ~ん、公私ともにご多忙(と、わたくしは想像いたしております)な中、本当にありがとうございます!
感動した、だなんて嬉しい♡ 公式レビューをいただけるかたにお褒めいただけるだなんて、赤面してしまいますう。
わたくし、イジメや戦争が大っ嫌い。当事者にはなったことはございませぬ。だけど、ニュースや本を読みますと、心が痛みます。
そして、わたくしの名古屋愛。あ、相当偏った愛、ではございますわよ。
名古屋へお立ち寄りに際には、ぜひとも「名古屋メシ」なるものをお召しあがりくださいまし☆
って、地方の名前が冠になるご飯って、どうよ。
ってな感じでございます。
応援コメントまでいただきまして、心より御礼申し上げます♬