法王自らのご依頼とあって、わたくしは練りに練った作戦で再びセントレアへ。
今回は、聖水や銀の弾丸は所持してきておりませぬ。
プラダのショルダーバッグひとつを肩にかけ、いざ保安検査場へ。
あらっ、あの係員は先だってわたくしを変質者呼ばわりした殿方ですわ。でも今回は大丈夫よ、つばき。
係員「あれっ、お客さん、どこかでお会いしたっけかなあ」
わたくし「い、いいえ。わたくしは初対面でございます」
係員「そうかなあ。まあいいや。で、今からローマへ行くのね」
わたくし「さようですわ」
係員「結婚式なんだ」
わたくし「ドキッ! え、えーっと、なぜお分かりに? あなたはよもや千里眼の持ち主では?」
係員「いやあ、そんな能力はないよ。でもさあ、わかるじゃん」
わたくし「やはりX-MENか、HEROESの誰か」
係員「何言ってんのさ。誰がどう見たって結婚式でしょ。そんな文金高島田の髪型に真っ赤な色打掛を着ちゃってさ。
でも花嫁姿で搭乗できっかなあ……ちょっと調べるけどね。それよりもさあ、お客さん」
わたくし「ロ、ローマの聖地で挙式をあげますのよ、おほほ」
係員「わざわざローマで和式の結婚式? それよりもさあ、その髪に挿してる “かんざし” さあ、ちょっと見せてよ。異様に数が多いじゃん。いったい何本挿してるのよ。百本は下らないよ。文金高島田ってえよりも、剣山だよ」
わたくし「かんざしは、乙女の命ですのよ。ヒトさまにお見せするわけには参りませぬ」
係員「命ってわりには、かなり鋭利じゃん。かんざしじゃなくて、それ手裏剣じゃないの? 髪飾りじゃなくて凶器じゃん。
あんた、ハイジャックしてどこかへ亡命するの?」
わたくしは、またもやその係員に当身をくらわし、花嫁姿のままセントレアをあとにいたしました。
下手に法王へ連絡すれば、あのおかたは間違いなく近代兵器で完全武装して、我が国に殴り込みを掛けにくるのは明白。
しばらく電話を不通状態にしなければ。
その前に、カクヨムさまをチェックしなければなりませぬ。
まあっ! 拙作「猟奇なガール」にレビューとお★さまが!
Aoiさま、初めまして!
この度は大切なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます!
世界観……決してのぞいてはならない、心の闇の世界。とまでは参りませんが、ヨムのプロフェッショナルのおかたに楽しく読んでいただけたとのことで、わたくしはいたく感激しておりますの。
本当にありがとうございます。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます♡
ここで、ご覧いただいておりますみなさまに、御礼申し上げます。
拙作「猟奇なガール」に、お★さまが100個頂戴できました。
ご活躍なさってらっしゃるみなさまからすれば、100個は当たり前だとおっしゃるやに思いますが、「猟奇なガール」は主流から大きくはずれたキワモノでございます。
それゆえ、わたくしといたしましては、もう感無量でございます。
レビューを頂戴いたしました、愛しの 織田崇滉 先生、戦友 あっぷるぼんばーさま、心の師 ハギワラさま、霧咲たちさま、七色あすかさま、盟友 藤田アシシさま、夕日 ゆうや さま、齋藤薫さま、黒蛹さま、里宇都 志緒さま、嶋田潔 先生、黒木夜さま、坂江快斗さま、おおさわともかずさま、増岡さま、シラノドットスティングレイさま、反実仮想さま、ハムさま、 Periodさま、阿瀬みちさま、ナイスガイ ふぁいたー。さま、真人さま、ムネミツさま、長良 黄泉さま、山田オーさま、<●>ひとみ You,,,,,,さま、崎山陽咲さま、狼狽 騒さま、Aoiさま。
お★さまを頂戴いたしました、ココナッツミルクさま、ヤミヲミルメさま、悠戯さま、一式鍵さま、果汁さま、おっぱなさま、みちるいさま、リトルデーモンJさま、RAYさま、白里りこさま。
そしてお読みくださったみなさま、ありがとうございました!
猟奇スト、つばきはさらなる闇の世界へ邁進して参る所存でございます。