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ディ・ア・レ・スト番外編『二夜目』公開&最近の執筆事情

ハロウ、ハロー。つるです。
ホワイトデーですね。これまで季節のイベントあわせで何か書くのはほぼしてこなかったのですが(バレンタインの『天井裏に捧ぐチョコレート』だけかな)、今年はホワイトデーにかこつけて短編を書きました。
それも『ディ・ア・レ・スト』番外編です。webでは『たかが、されどのアップルパイ』以来です。紙の本の特典用には、キースとイヴァンの前日譚SS書いたりしてたんですけどね。

『二夜目』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653908297379

時系列で言うと本編第十章の数日後の話です。
ホワイトデーらしくイヴァンとスノウのイチャイチャはありますが、それよりもハーバルのおっさんのイヴァンへの説教が幅をきかせてる短編です。だってそれがずっと書きたかったんだもん……(ホワイトデーとは)

まあ、一言で言えば、初夜もいいけどお互いを思いやる二番目の夜もいいですよね、という話。とりあえず本編完結後ずっと胸にあたためてたエピソードなので、つるは満足ですよ。

内容はセンシティブなところもあるけど、大事な事柄だし。

それとも関連してつるの近況なんですけど、いま、必死に6月締め切りの公募原稿をローカルに沈んで書いております。
おかげでまずは脱稿するはずだった『寄る辺なきエトランゼ』の第二部のストックが減っていく……。
やっと連載再開したのに! すみません。ストックは来月分くらいまではあるんですが、場合によってはまた休載しちゃうかもしれない……。なんとか並行して書きたいんですがね、うむむ。

それでもなぜ公募なんて無謀なことに挑戦したかというと、大変ネガティブなんですけど、「負けるべきところで負けてこないと、いつまでも読まれないと人のせいにしちゃうなあ」というのがまず、きっかけで。
だから自信なんかさらさらないんですけど、これを機に「どうせなら書きたいことを思いっきりぶつけた作品を黙々書いてみよう」と決心したんです。
もともと、すごくセンシティブなテーマだけど、死ぬまでに一度は書いておきたいってネタがあったんですね。正直webに載せるにはどうか、っていうようなテーマの。

それを書くなら今しかない、と思い立ってしまって。
だって、人間いつ死ぬかわからんものですから。

というわけで黙々書いてます。
正直、黙々書くのは苦手だと思ってたのですが、いろいろ気にしないでいいぶん、処女作を黙々書いていた時を想起するものがあります。
つまりは初心に近い気持ちで書いてる、っていうか。
これは今の自分に必要な時間だったんじゃ、とも思っています。

なので『~エトランゼ』がどうなるかってことは、また改めてお知らせさせて下さい。僅かな数の読者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。いずれにしろ、ストック分は連載しますし、休載してもエタらせることは絶対にしません。これも終わりが見えてきているので。

そんなわけです。何卒よろしくお願い申し上げます。

あ、おまけ画像。いまのつるの執筆空間です。
いろいろ乱雑でお見苦しい箇所もありますが、こんな空間で書いてます。
作業机という名の出窓なんですけどね。しかもリビングの。
来客者が目を点にされていきます……ホホホ。
でもこのくらい訳わかんない空間の方が、インスピレーション沸くんですよ、きっと!

というわけで、今日はこのくらいで。
アデュー。

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