藤九郎/徳永大輔

本作は高校生学園もののライトな形態をとりながらも、その真髄は孤独とは何かという普遍的なテーマだ。
ボッチとは何か、という大きい問題をとことん突き詰めていく自己省察の書。

3年引きこもっていたニートが魔法の力を得て、外の世界に自分の力を試しに行く、というプロットはニーチェのツァラトゥストラが超人となり、山を降りて超人の思想を人々に伝道しに行くという筋…続きを読む

久々に笑った、と思ったら後半は泣ける展開で、楽しい読書ができました。中学生のころの独特の倦怠感や笑いどころが良く描かれていて、個人的にはこういう短編はとても好きです。

衝撃の暴露本、カクヨムで最初にバズった作品ではないでしょうか笑
作者さんが確信犯だとしたら恐ろしい商才の持ち主です。

こういう作品、私は好きです。

短編なのでスラッと読めますが、人物たちがとても生き生きとして描かれており、心に残ります。 本家の作品も読んでみたいと思いました。 p.s.リアルコナンのくだりなど、所々にギャグが…続きを読む

社会人として敗者の烙印を押された主人公が、異世界に飲み込まれていくにあたっての、物語のテンポがよく、次の展開が気になってページをめくってしまいます。文章も奇抜な表現がなく。よみやす…続きを読む

最初の数行を読んだところからどんどん引き込まれていきました。まとまった時間があるときにコーヒーとともに読み返したい好短編。

物語の展開がテンポよく、読者を飽きさせません。最初のフラグを回避したところに笑いました。続きが楽しみです。

クトゥルフ大好きなので、楽しく拝見しています。北陸を舞台に起こる怪異に期待大。

奇抜なキャッチコピーが目を引きますが、内容は作者による寓話のアンソロジーです。小説というのは、「嘘によってしか伝えられないある種の真実を表現するための芸術」だと私は考えていますが、…続きを読む

物語の設定が興味深く、続きが気になります！