言葉が半ばランダムに絡み合うのが好きです。
ですが、完全に意味から切り離されてしまって浮いてしまうのは怖いのです。
なので適度に統計的確率的な繋がりを保ちつつも無意味に向かうような無軌道なでたらめさを欲したり欲しなかったり。
そんな時にはChatGPTに言葉をたくさん食わせて吐かせる。
今までそれを自分で詩で行なっていたのが、アウトソースできるようになったわけです。
ウィトゲンシュタインの『青色本』、プラトンの『ソクラテスの弁明』、カルロ・ロヴェッリの『時間は存在しない』と『世界は関係でできている』、ロラン・バルトの『物語の構造分析』から抜粋した言葉をChatGPTに飲ませて吐かせて、以下の詩ができました。
まあ、遊びです。
書かにゃ、遊ばにゃ。
でも眠い……。
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物語の舞台、蝶番の世界に迷い込む心の声
枢軸の役割、物語の核、独自のドラマを紡ぎだす
物語の断片、埋まることなく舞台を演じる触媒
不確定状態、二者択一の因果、電話が鳴れば未知の旅
位置と速度、熱とエントロピー、過去の記憶の中で交わる
時の流れ、ぼやけた未来、深く結びつく過去と未来の謎
世界の詳細、ミクロなレベルでの正確な状態
時間の性質、知られぬ神秘、死とは福の西条か
悪評高き無知、知らざることの恐れ
言語の働き、心的過程、意味を紡ぐ詩のような旅
記号の機能、心の喚起、言葉の魔法
物語の中に生きる、心の中で踊る、詩の響き