次回は、とある料理が出てきます。その料理と料理名にも意味があり、『音』の妙から、様々な推察ができるようになっています。しかし、作中ではその推察の余地には触れていません。現時点では、可能性が低すぎるからですね。再度、それが出てくることがあるのかは……。ご推察ください。
本作品では、料理や食事の描写が都度ありますが、話のキーになっていることに加えて、触手が体液を摂取する際の味の表現との対比にもなっています。人間が感じる味は、今の兄妹には分からず、その逆も然りなので、お互いに興味があるのでしょう。そういうわけで、省略できない要素の一つだったりします。ちなみに、これまでに唯一、両者共に近い感覚を味わえたのが、アースリーちゃんの母乳です。アースリーちゃん、恐るべし。