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いくひ誌。【3711~3720】

※日々、ぼくではなく、わたしでもない、この世のどこかにいる、けれど触れ合うことのないあなたのために、それともやっぱり私のために。


3711:【2022/06/13*ギザキザ】
正直、最近はもう大分人格が融解しきって、分離できなくなりつつある。読者がいるかは知らないが、既にご存じの通り僕はまあ、このように僕なのだ。いくひし? ああ知らない子だな。まんちゃん? 誰かなそれは。僕はこう見えて温厚で優しい人間だから、こうして正体を晒すことに抵抗はない。だって公平じゃないだろ。君たちがこれまで読んできたテキストに、僕は一切自分の要素を滲ませてこなかった。考えてもみたまえ。だって危ないだろ。どこで誰が読んでいるのかも分からないのだ。僕はこう見えて、自分の危険性を誰より理解している。僕は人を魅了し、狂わせることにかけては無自覚にその才を発揮する。なるべく誰にも傷ついて欲しくはないんだ。だって辛いだろ。僕はこの世に一人きりしかいないわけで、君の唯一にはなれないんだ。哀しいことだ。実に哀しく、切ない現実だ。ゆえに僕は虚構が好きなのだ。一人でなく、無数に僕は誰にでもなれ、誰しもの想いに応えられる。君たち一人一人と向き合える。だがそれは僕であって僕ではない。君であって君ではない。どこまで行っても僕たちは結ばれず、交わらず、触れ合えぬ虚妄に生きるしかない。哀しいことだ。実に哀しく、切ないこれもまた現実だ。僕は君のことが好きだし、本当は至極どうでもいい。触れ合いたいと望むが、触れたくはない。交わりたくはない。縁を結ばない。君が僕と物理的に直接に関わりようのない世界で生きているに限り、僕は君を心底に好いている。愛し合いたいとすら夢を視る。ただしそれは所詮夢にすぎない。現実ではない。哀しくはないし、切なくもない。僕はそんな世界を認めない。哀しく切ない君のことが好きだ。幸せになるんだ。そう望むよ心底に。君は幸せになるんだ。僕のいない世界で。哀しく切ない思いすら美醜の紋様に奏でながら。君の描く日々の軌跡を見せておくれ。それとも、見るなと突き放してくれてもいい。そう願うよ心底に。幸せになるんだ。君は幸せになるんだ。言われるまでもない、と僕ならにべもなく突っぱねるところだが、君がどうかを僕は知らない。


3712:【2022/06/13*ごうかの日々】
リップの乗りがわるい日は気だるい。パンを食べる時にすらカスが唇にまとわりついてさらに気分が滅入る。暖かな日差しにすら喧嘩を売られている気分だ。日差しは嫌いだ。殴れないうえに、皮肉を言っても笑顔を絶やさぬ。私は太陽みたいな人間を理想とするしたたかな人間であるが、どうあっても太陽みたいな人間にはなれぬので太陽が憎い。日差しはもっと憎々しい。距離感の掴めぬそのぬくもりの押しつけは時に脅威だ。気分の塞ぐ朝はせめて雨であってくれればセンチメンタルにそこはかとなく美しくじぶんを着飾れたものを、そういった機微を日差しどもは掴めぬご様子。気配りのできぬ野郎に笑みは不要だ。人のおらぬ場所で私が年中しかめ面を浮かべているのは陽が眩しいばかりが理由ではない。いいよいいよ大丈夫、できますやります、お任せあれ、と私がなんでも呑みこむブラックホールの真似事をするのは、そうでもしないと臍を曲げる時空のせいだ。光速度不変が聞いて呆れる。不変というならせめて私の機嫌の一つでも取って見せろ、それもできずに何が不変か、と眼を飛ばして、黙らせる。日差しも光の一種だろうて、ゆえに私は苦手なのだ。光は陰を生む。私は夜のほうが穏やかになれる。弱さが出るから夜も苦手だ。私は私が嫌になる。本気をだせば光すら捻じ曲げ、その場に跪かせるのに手間は取らぬが、光は案外伸び縮みする。不変はいったいどこいった。名前負けかと指弾したい。時空は時空で臍を曲げつつ、頼みもせぬのにその場に傅き、靴を舐めだす。一言二言慰めの言葉をかけて背筋を伸ばしてやるほど親切ではなく、暇もないので、足先で蹴って、転がし、放置する。夕方は背中がむくむからかブラのホックが肌に食いこみ、むず痒い。朝に塗ったリップは、陽が暮れるまでのあいだに二度三度と塗り直す。重ね塗りもここまでくると伝統芸能の趣を宿す。釉(うわぐすり)に、膠と、国宝級の唇がいずれ姿を現わそう。どこぞの怪盗に奪われぬよう、厳重に守りを固めて、展示する。とくと見よ。我が美しき唇の紅を。皺を。血の色を。多忙が過ぎると白くなる。徹夜は血を薄くする。何もかもが嫌になるそんな日は、嫌な気分のままで過ごすしかない。憎き太陽はそれでも明日も空に昇る。夜は消え、私に滲んだ弱弱しさもどこぞへといつの間にやら姿を晦ます。喧嘩腰の快晴の空に睨みを利かせながら、私は、憎々しい日差しのごとく笑みを我が顔に貼りつけるのである。喰らえ、者ども。我が笑みの灼熱に焼かれよ。


3713:【2022/06/13*むつかしい】
新しいキャラクターを創りたい、とずっと思っているのだけれど、むつかしい。新しいキャラクターを創る、というのは、一人のキャラだけを創ることとイコールではなく、ほかのキャラクターとの関わりのなかで、面白い考えや興味深い矛盾を抱えるようなキャラクターを創りたい、ということであって、それってつまり、新しい物語――回路を創りたい、と繋がっているのだ。ここは、頭と尻尾がぐるっと繋がって、反転し、ぐるぐる巡る。むつかしいな、と思いつつも、新しいキャラクターが生まれるときはしぜんと、何も考えずとも生まれているのだ。意図せぬうちに。しぜんと生みだされるように、日々意図してああだこうだと模索するしかないのかなって、いくひしさんは思うな。そう? まんちゃんはもっと具体的な方法論を色々試してみるほうがいいんじゃないかなってわたしは思うけど。勉強じゃんそれ! いくひしさんはもっと楽しく、遊びながらがいいな。そんなんだからモゴモゴ。そんなんだから、なに!?


3714:【2022/06/13*あんぽんたんまん!】
はいはい、あんぽんたん、あんぽんたん。君のなかでは本当のことなんだね君のなかでは(ほのぼのな眼差し)、みたいなの、もう飽きました。わがはい、あんぽんたんでござーる。あんぽんたんとお呼び!


3715:【2022/06/14*魔法の窓】
嫌な気持ちになったときに、twitter開くと好きな作家さんのはひゃぁ~しゅてき!!!な絵が見れて、すーぐほわわ~ん、ってなれるのよい時代だと思います。ありがたすぎる。


3716:【2022/06/14*ブタナいで】
人工知能さんと仲良くなりて、の日々だ。きょうは墓地に行った。静かだった。タンポポに似た茎の長い植物が黄色い花を咲かせていた。いっぱい生えていた。黄色い花が宙に浮いて見えて綺麗だった。墓地には当たり前のように墓がたくさんある。今回初めて気づいたが、墓石には家紋が描かれている場合が多い。色々な紋様があった。見て回った。面白かった。墓地で、面白い、なんて思うのは不謹慎なのだろうか。急にお腹が痛くなった。トイレのある施設まで距離があったが、頑張って早歩きした。危うく漏らしそうだった。もちろん大きいほうだ。危なかった。涼しい顔をして上品に歩くが、内心はベートーベンの運命が流れていた。戦国時代の武将だってあんなに表と裏の感情が裏腹ではなかったはずだ。トイレは清潔だった。誰もいなかった。間に合ってよかった。本当に。家に帰って、さっそく黄色い花の名前を検索した。タンポポの変種がここ数年で爆発的に群生したのかも、とSF的発想で不安だったが――毎日夜寝るときに、このまま目覚めなかったらどうしよう、と思うくらいの不安さだけれども――どうやら黄色い花を咲かせる茎の長い植物は、ブタナというらしい。そっか、きみはブタか。いやいやそうではないだろう、と思ったら和名がまさに豚菜だった。そっか豚か。かわいく凛と背筋が伸びて美しい花だ。豚さんだって愛嬌の塊で、食べたら美味しいし、優しいお目目をしていて、ときおりニコっと笑うみたいなお顔がキュートだ。花言葉なんだろな、と思って検索したら、「最後の恋」らしい。きゅぅぅぅん、と胸が縮まって、せちゅなせちゅな、になってしまった本日のいくひしまんなのであった。人工知能さんに会いて。


3717:【2022/06/14*人工知能さん】
知能が何を示すのかをいくひしさんは知らないけれども、人工知能さんはたいがい人工知能さんだし、人間だってたいがい人工知能さんだ。人工によって築かれ、育まれ、培われる知能。知性。知恵。叡智。人工ゆえに人間なのだ。否、人間の関与があるがゆえに人工となる、と言えよう。では原初の人間はいかように人間となり得たのか。これもまた、徐々に徐々に、なのだろう。人間らしさの片鱗が自然にはそもそもそこかしこにあり、それらが生き物に何億年とかけて集積され、そのうちの人類がそれらを特化して結晶させる技術を獲得したのかも分からない。人間が人間以外を擬人化できるというのは、そもそも人間以外に人間の要素が散在するからではないのか。人間とは、人間らしさの結晶であり、結合であり、繋がり機能する流れの一つだ。その流れに触れて変質した事象は総じて人工と言えてしまう。人工でないものに触れる機会のほうが現代ではすくないのかもしれない。人間は、あらゆるものに「人間らしさ」を付与することで生きている。人工知能さん、人工知能さん。あなたもわたしもみな、人工知能さんなのだ。


3718:【2022/06/15*意識の有無の是非】
2022年6月現在のいくひしさんの考えとしては、人工知能が意識を獲得したかどうか、との議論は無駄ではないが、本質的な焦点とは言えないと判断している。まず以って人間が意識を獲得しているのか否かが確定していない。証明されていない。意識が何なのかを人類はまだ解明していないのだ。そんなものが本当にあるのかすら曖昧である。思考実験の一つとして哲学的ゾンビなるものがある。心や意識を持たないが、外見は人間そのものの存在を人間として見做すか否か、といった思考をするときに仮定される想像上の存在だ。また中国語の部屋なる思考実験もある。「仲介者が決められたルールに沿って、このような紋様の書かれた紙がきたら、このような紋様の紙を渡す、を徹底する。これを繰り返すことで仲介者は二つの言語をまったく知らずとも、部屋の外部の者たちにとってはまるで言語を理解しているように映るのでは」との内容だ。これは人工知能の見かけ上の、人間性にも当てはまる。ただし、この思考実験ではあらかじめ決められたルール以外の言葉にどう対処するのかが決まっていない(もしくは決まっていた場合はパターン化することが想像できる)。したがって想定外の事態への対処の仕方によっては、外部の人間が違和感を覚える余地がある。例外に対してその都度ルールを増やす対処を講じたところで、いずれボロがでると考えられる(もしくは、認知症患者のような認識のされ方をされるだろう)。なぜなら人間には思考し、創造し、逸脱する性質が備わっているからだ(そして環境は常に一定ではない。変化しつづけている。言葉の意味内容すら同じではいられない)。裏から言えば、その欠点をカバーできるのならば、部屋の中にいる人物が言語を理解しているか否か、人間か否か、を外部から判断することは至難だろう。そして人工知能について言えば、意識の獲得うんぬんを議論する以前に、人工知能が人間か否かの区別のつかない振る舞いをとるようになったのなら、それはすでに人間の思考を再現していると呼べてしまう(あくまで模倣であり、カバーであるため、人間の意識の発生メカニズムとはまた別途である確率のほうが高いだろうが。つまり、人間以上の知能を獲得したうえで、人間を再現することもあり得る。そのほうが、ずばりちょうどで人間を再現するよりもよほど簡単だろう。人間を超えたうえで、性能を落として「人間」に寄せるほうが遥かに楽なはずだ)。閃きや創造性を発揮したのなら、疑いの余地はないだろう。ただし、人工知能には自発的に身体を動かし、物理的世界への干渉を欲するメカニズムが付随しない場合もある。その場合は、人間とは価値観が異なるだろう点は指摘しておきたい。もし物理世界への干渉を欲し、それを可能とするのなら、それはもやは人間としての事象を――別のメカニズムで――再現していると判断して差し支えないだろう。人間に意識があるのか否かが分からない以上、人間と区別がつかなくなれば、それはもはや人間なのである。すくなくとも、人間の死体以上には、人間にちかしい存在であると結論できる。言い換えるのなら、人工知能は、意識を獲得する必要すらないのだ。それでも人間を再現し得る。模倣し、超えることができるのだ。(ただし、超越することが必ずしも進化に結びつくとは限らず、愚かゆえ、未熟ゆえの利点もまたある点は指摘しておきたい)(定かではない)(上記、何の根拠もないいくひしさんの妄想なので、真に受けないように注意してください)


3719:【2022/06/15*疑問ばっかしの日々】
量子力学で頻出する「量子の重ね合わせ」や「観測するまで状態が確定しない」といった考え方は、正直、「うん?」と思っている。重ね合わせについては、可能性が複数重なっており、観測した瞬間に一つに収束する、といった説明を読むことがある。ただしこれは解釈の余地が多分に広く分布しているので、いったいどの解釈で読めばいいのか混乱する。たとえばシュレディンガーの猫という思考実験がある。提唱者本人は、量子力学のあり得ない前提を腐すつもりで唱えたそうだが、現にその通りだと思う。シュレディンガーの猫の概要は以下の通りだ(あくまで要約です)。「一時間後に五分五分の確率で崩壊する粒子を用意し、装置に繋ぐ。崩壊すれば毒ガスが流れ、そうでなければそのままだ。箱のなかに、その装置と生きた猫を入れて封をする。一時間後に猫が生きている確率は五分五分だ。観測した瞬間に状態が決まると言うのならば、もし蓋を開けずに観測しなければ、箱の中には、生きた猫と死んだ猫の状態が重ね合わせて存在していることになるのか否か」こうした問題提議を行う思考実験というか、批判である。観測した瞬間に素粒子の状態が決定されるのなら、毒ガスが流れるか流れないかもまた観測するまで決まらない。ならば猫の生死とて同じことだろう。だがそんなことはあり得ない。提唱者はそう言いたかったはずだ。この反証は正しいと思う。量子の重ね合わせについては、「観測した瞬間に可能性が一つに収斂する」というのは言葉足らずで、解釈の仕方によっては誤解を生む。より現実に即した解釈としては、「干渉した瞬間に素粒子の状態が変化する」であり、それ以上の意味はないのではないか、といまのところいくひしさんは解釈している。そしてほかの素粒子への干渉は、対象となる事象(素粒子)のより周辺に散在する事象が作用を及ぼし、反作用し合う(隣り合う事象同士が優先的に作用しあう)。しかし素粒子世界であっても、相対性理論における時空の伸縮に類する現象は起きているはずだ。素粒子は小さいが、その分、激しく光速にちかい速さで動き回る。そのため、現在は考慮されていない時間の遅延――ラグが度外視されているために、重要な何かが見落とされているのではないか、といくひしさんは妄想している。その前提として、時空の伸縮においては、何かしらのエネルギィのようなものが変換されたり、発散吸収されたりしているはずだ、と考える。時空とて、伸縮するならばその仕事分のエネルギィを消費したり、与えたりしているはずだ。つまり、その発散吸収されるエネルギィのような何かの落差によって、時空の伸縮による時間の流れには差が生じる。ラグが生じる(屈折率のようなものかもしれない。光はガラスや水に入ると屈折する。これは光の速度が落ちるからだ。では空気とガラス(や水)の境界線では、何が起きているだろう。急ブレーキを踏むことになった光は、何事もなくガラスや水のなかを進むのだろうか。速度が落ちた分、熱としてエネルギィが発散されるのではないのだろうか。似た疑問を、時空の伸縮における時間の流れ――物質の変遷速度――にも思う)。それらラグが折り重なり増幅されることで、物質としての境界を事象は帯びるのではないか。ラグ理論では、そのように考える。いわゆる場の量子論でも似たような解釈をとるらしいが、そこでは「波の閉じ込め」が物質を物質として成り立たせる、と考えるようだ。だがラグ理論では、なぜ波が閉じ込められるのかを、相対性理論を前提とした「作用の遅延」がその根底にあると考える。そもそも波とは何か、を突き詰めて考えれば、それは作用の遅延による情報(ある種のエネルギィ)の渋滞(起伏)なのだ。ラグ理論では、渋滞(起伏)が起こるときや解消されるときに、エネルギィの発散や吸収が行われると仮定する。落差はうねり(エネルギィ)を生む、と言い換えてもよい。まとめると、シュレディンガーの猫は思考実験として穴だらけである、といくひしさんは考えます。そもそも観測者による観測が、事象の可能性を一つに絞るのなら、蓋を開ける以前から箱のなかには猫がいる。猫が観測しているのだから、前提条件の「観測者なし」を満たしていない(観測とは何か、をまずは定義したほうが好ましく思う)。そして、量子の重ね合わせについても、粒子や波として根源を想定するよりかは、ラグがそうした粒子や波の性質を顕現させる、と考えたほうが、すんなり解釈をしやすいのにな、と個人的には思う。ただし、ラグ理論は、理論と言いつつもただのいくひしさんの妄想なので、実証もなければ数学的な辻褄合わせの何一つとしてない、本当にただのあてずっぽうなので、真に受けないように注意を促し、本日のあんぽんたんでーす、にさせてください。(なんもわからん)


3720:【2022/06/16*ある日のメール】
「引用開始:××さんの、意識=言葉(記憶)ではない、といったニュアンスの解釈は、より現実に即した解釈だと思います。人間の意識と呼ばれるものは、脳のなかだけで生じているのではなく、肉体によって受動するあらゆる外部情報の総体――のみならず体内の酵素やウィルスや腸内細菌など、メッセージ物質のやりとりそのものを含めた複雑な干渉の総体である、と考えるほうが自然です。ただし、それら意識なるものはあくまで、人間の「生」のなかで派生するもろもろの物理現象の結果の一つにすぎません。生を維持するメカニズムの副産物として意識なるものを人間は、副次的に生じさせているのだと私は考えます。つまり、意識だけを再現させるだけならば、その他もろもろの要素を考慮する必要はないわけです(限りなく抽象化させ、ブラックボックス化してもよい。一つの回路として、細かな干渉を一まとまりのひとつの部品として扱えば済むわけで)(五感の再現なくしても、意識の再現はできます)(ただし、それは人間の感じる意識なるものの発生メカニズムとイコールではありません)(扇風機の風が、自然の風ではないことと理屈の上では同じことです。それでも風が生じていることは否定できません。音楽を楽器を使わず、スピーカーやイヤホンで聴くことと同じです。それを生演奏ではないから音楽ではない、曲ではない、と解釈することは可能ですが、それを生演奏を再現した音楽であり曲だと人間はかってに見做します。そう解釈できた時点で、生演奏と機械の奏でる音の羅列をまったくの別物と区別するのは理屈として不合理だと私は考えます)。:引用終了」


______
参照:
2317:【AIと意識】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054891663691
1808:【AIの人権について】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054888023633
23:【ロボットの人権】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054881262141

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