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いくひ誌。【1031~1040】

※日々このまま消えたいと思いながら眠りにつく。


1031:【めっちゃ寝た】
おやすみー!!! いくひしまんだよ~~~! きょうね、12月29日なんだけど、めっちゃ寝た。46億年くらい寝たんじゃないかってくらい寝てしまった。もはやそれ、死んでるよね。なんだったら新しい生命芽生えるよね。絶滅して芽生えちゃってるよね。恋かな? ちがうちがう。そんな話がしたかったわけじゃない。けっこうね、いくひしね、寝るの好きなんですよ。きらいなひといるのかな? ずっと起きてたーいってひと、いる? すごいね。人生謳歌してるんだ。うらやましい。でも、寝るのだって生きてるあいだにしかできないことだから、寝て過ごしたーいって気持ちもじゅうぶん人生謳歌してるよね。いやいや、寝てたら何もできないじゃんって言いたいひともいるかもしれない。死んでるのと大差ないじゃんってね。でもね、何かを生みだすにはいちど寝かせなきゃならないんだよ、人間も閃きもそこはいっしょ。パンだっていちど寝かせて酵母やら何やら発酵させるわけでしょ? 人間も閃きも同じようなもので、細胞やら閃きの種やら、そういうのが、こう、カビみたいに、薄暗くてほんのりあたたかく、じみじめしたところで寝かせてこそオラオラーって増殖して、効力を発揮してくれる。寝るってだいじだよ。たとえばいくひしさんはね、あ、じぶん語りしちゃうけどごめんね? いくひしさんだって、こうやってあれやこれやと物を語るでしょ? 文字をつづるでしょ? もうね、こういうのはね、起きてるあいだに蓄えたものだけじゃなかなかでてこない。寝ているあいだに発酵させて、増幅させて、いらんところは腐らせて、で、おいちーところだけを抽出する。だからパンよりかはお酒にちかい。醤油とか、石油とか、そういうのにちかい。違っているのは、使うのは、じつは搾ったほうじゃなくって、搾って残ったカスのほう。煮詰めて、煮詰めて、もうこれ以上は焦げるしかないよー、消えるしかないよーってほうのカラメルみたいなこげ茶色のやつ。これ。これがいっちゃんだいじなの。ここぞというときこそ、まずは寝ましょう。すっきりした頭で、カスしか残ってない状態で、虫食いだらけの脳内世界をあなたの想像力で埋めていこう。閃きなんてそんなものだよ。欠落があるから発揮される補修工事じみたツギハギさ。もちろんたくさん寝てりゃいーってもんじゃない。残りカスがなければ虫食いにもならずに、欠落は単なる巨大ながらんどうになってしまう。それを埋めるだけの想像力がある天才ならいいのだけれども、なかなかそうはいかないじゃん? なんかきょうはマジメだな。いえいえ、いくひしさん、元からすごーくマジメだよ? だってイマつむいでるこれだって元からあるネタですからね。ちゃんと用意してたネタですからね。もうね。めっちゃネタ。めっちゃ寝たからめっちゃネタ。そう。これが言いたかっただけ。タイトルからここまでのあいだは単なる空白を埋めるための粘土みたいなものだから。小細工なしに、きょうは大きな穴を埋めてみた。どうよ。いくひしさんの粘土あそび。どんな穴でも塞いでみせるよ、あなたのさびしさだって埋めたげる。起きてるあいだだって寝ていたいし、人生を歩みながら夢も見たい。いくひしさんが叶えてあげるよ。あなたの分まで寝てあげる。寝るのもなかなかたいへんよ? 体力使うし、起きたらあたまがイタイイタイ。喉がカラカラ脱水症状で干上がって、ダイエットにはいいかもね。たくさん搾られ、残った身体をスミにして、つむいでいく言の葉が、あなたの間隙を埋めるよき素材となりますよーに。祈りながらもうひと眠りしちゃおっか。きょうはもうおやすみ。めっちゃ寝たけど、ネタじゃない。自由だからこそ描ける線があるものだ。できふできなんて問題じゃない、重要なのはネタをタネと見做す俯瞰の視点で、メタの視点が重要だ。夢を夢だと自覚しよう。そのためにはまず夢を見よう。こんばんは、おやすみなさい。夢のなかでまたお会いしましょう。


1032:【どんな問題?】
じゃじゃーん!!! いくひしまんだよ~~!!! あのね、いまからね、いくひしからの挑戦状をだすからね、ぜひ挑戦してほしいんですよ。クイズ。問題。いい? じゃじゃん。あるパーティ会場で十二人の人間が死んでいるのが発見された。会場は外から封をされており、人間の出入りができない状態であった。壁や天井に空気穴は開いていたが、そこから動植物や昆虫が入りこむ余地はない。また、トイレ、調理場、浴室、ベッド、食糧、水、生活に困らない設備は十全に整っていた。生き残りはいない。遺体は総じて腐敗しており、死亡してからひと月以上が経過しているとみられる。遺体発見時、現場は完全な密室であり、遺体は腐敗してはいたが、ウジなどの虫は湧いていなかった。室内の温度は一定に保たれるように設定されており、凍死や窒息死の可能性はない。また、遺体からは毒物の検出はなされなかった。食中毒、感染症、栄養失調、アレルギーは死因ではないと判断された。集団自殺の可能性は否定しきれなかったが、死亡推定時刻に大きなバラツキがあり、確率は低い。また、現場からは放射性物質は検出されず、放射線濃度も平均的な数値だった。会場の壁や天井は分厚く、外部からの音波や、電波を内部へ透過させることは物理的に不可能である。しかし、捜査のすえ、警察はこの案件を事件として扱い、半年後には犯人を逮捕、立件した。いったい犯人はどのようにしてパーティ会場にいた十二名の人間を一堂に死に至らしめたのか。死因を特定していただきたい。補足として、遺体のなかに犯人はいないものとする。また、遺体の性別は五分五分であり、年齢も比較的みなちかかった。賢明なる読者諸君には、簡単すぎたかもしれない。どんな問題であっても、答えは用意されている。ふたつ下の記事「1034」のタイトルにて答え合わせをしてみるのがよろしかろう。まかりまちがっても、出題者たるいくひしに、「どんなもんだーい!」と言わせないようにしていただきたい。真相はいつだって目のまえに提示されている。可能性を潰していけば自ずと切り拓かれるであろう。或いは、パーティ会場に集まった十二人をひとまとめにして抹消するならば、あなたはどのような手段を用いるか。じぶんの手を汚さずに、もっとも確実な方法を考えてみることをヒントとしてここに残しておこう。では、真相を祈る。


1033:【哀緒紅の述懐】
新作更新しました。およそ6万字の中編です。SFよりのバトル要素ある冒険譚です。純粋処女×謀略×天才みたいな感じです。未来の郁菱万研究家のために新作更新の旨、明記しておきます。https://kakuyomu.jp/works/1177354054884801152


1034:【ろうすい】
ねてた~~!!! はーい、いくひしまんだよ。1032のクイズの答えはですね、ろうすい。漏水ではないですよ。水が漏れて溺死とか、そんなまっとうな答えじゃないっす。だってマンちゃんですよ? 出題者、いくひしまんちゃんですよ? 答えはね。老衰。密室に閉じ込めて、老いで死ぬまで何年もそのままで放置したの。被害者はみんなお年寄り。ふざけんなってなった? あははー。だいたいさ、まずなんで人は人を殺すのよ。邪魔だからでしょ? 消えてほしいからでしょ? さいあく、同じ世界からいなくなってもらえれば、それこそ宇宙旅行でもしてきてもらえば、それで済む話じゃない? 殺す必要はなし。死ぬまでどっかにいってもらえればそれでいい。さっこんの少子高齢化の影響で、老人をどこかのホームに押しこんで、そのまま死ぬまで会いに行かない。そういうご家庭もこの国のどこかではそれなりの数、発生しているのではないのかなーと個人的には思いますよ。新年早々物騒で暗い話題をしてしまった。えっとですね。せっかくの元旦ですからね。1月1日ですからね。なにかあるかなーって、明るい話題なにかあるかなーって考えてみたんですけど、ないな。お年玉ももらえねーしな。ソバでも食うかな。年越してからソバでも食うかな。みんなー、ことしも生きていこーなーーー!!!


1035:【おもい】
ただいまの時刻、一月一日の午前六時二十分なんですけども、はい。聞いてくださいよ。いくひしさん、早寝早起きが身に付きすぎて、年越し、寝て過ごしちゃいました。子どもか!! アスリートもびっくりの健康体のいくひしさんですけども、こう、年末からお正月にかけてって、なんてーのかなぁ、こう、あんまし言いたくないんですけど、お太りになられるじゃないですか。お肉がこう、ぜいたくな肉と書いて贅肉が、くっつくじゃないですか。もうね、前以っていまここで予防線を張っておこうと。太る前に、ぜいたくなお肉をこそぎ落としておこうと、まー、日ごろの運動不足を解消するために散歩をしようかなと思いたったわけですよ。年越しは寝て過ごしてしまったいくひしさんでも、初日の出くらいは目に留めとこうかなとね、そういう打算がなかったわけではない。で、せっかくだし、負荷をね。負荷をかけようと思いまして。ダンベルをね。ダンベルを持って歩こうかと閃いたわけですよ。いるよね。ウォーキングにちっこいダンベル持って歩いてるそこそこお年を重ねられた健康そうなおじさま、おばさま。いくひしも、ぜひ真似させていただこうと思いたちまして。でもね、そう、ダンベル、ないんすよウチ。ないんで、こう、からっぽのねペットボトルをね、ウーロン茶がカラになった二リットルのペットボトルをね、使えばいいんじゃないのかと。水を入れてあげればいいんじゃないのかと閃きまして。ちょうどカラのペットさんが四つあったので、ぜんぶ持ったら、ぜいたくなお肉もぶっとぶんじゃないのかとピコーンとね、閃いてしまったので、元日のまだ陽も昇ってない今さっきですよ、ビニール袋ぱんぱんに二リットルのペットさん四つをね、片手に二つずつ持って、散歩にね、でかけたわけですよ。合計八キロですよ。意外といける。よゆーよゆー。最初はね、思ってたんですけど、まー、百歩くらいかなー。四軒となりのね、ちょうどT字路になってるところ、曲がり角まがろうとしたところで、もうね、腕がね、びきびき言ってんの。マンちゃん、マンちゃん、わしムリっすって、めっちゃ首振ってんの。いくひしさんも、なんか汗がぶわって噴きだして、真冬なのにぶわって噴きだして、ただ歩いただけなのに息がね、めっちゃあがってんの。ぶは、ぶは、言ってんの。一見したら、真っ暗闇で不気味に笑ってるひとになってんの。あ、これムリやわって、腕引きちぎれるわって、思って、いそいで引き返したんですよ。だって八キロの水そのままにしていけないじゃん? 置いてけないじゃん? かわいそうじゃん? もうね、一歩一歩がしんどすぎる。一歩すすむごとに、腕が、マンっちゃーん!!!って叫ぶわけ。わしムリっすーー!!!って。だからマンちゃんも、わしだってムリやーー!!!って叫びたくなって、元日の朝にホント何やってんだって思いながら、ひーこら、休み休み、腕を休み、休み、きた道を引き返してしまったよね。ふつうに歩いたら三十秒もかからんと思う。体感時間、三時間を超えたよね。ちょー疲れた。無事帰ってきましたよ。きょうはもう、あと寝て過ごしていいくらい疲れてしまったのだわ。指がね、プルプルしてんの。思いつきで行動するとロクなことにならんよね。2018年しょっぱなからありがたい訓戒を得たいくひしまんでした。


1036:【欲しいもの】
やっほー、いくひしです。2018年もはじまりましたねー。みんなはもうやりたいこと決まった? やらなきゃならないことのほうが多い? やりたいことより義務のほうが多いの? え、ホントに? たいへんじゃん。いくひしはね、やりたいことばっかだよ。まずね、世界最強になりたいでしょ。そんでムカつくやつデコピンでのしたいでしょ、こっぱみじんにしてやりたい。あは。うそうそ。やっぱりさ、何ごとも、うまく事を運ぶには道具が必要ですよね。いまの時代、個人の才能よりも道具を持ってるか否かのほうが、アドバンテージになってると思うんですよ。そこでいくひし、まずはやりたいことを決める前に、欲しいものをね、リストアップしていこうと思って。まずね、おっぱい。おっぱいがほしい。あとね、若さ。若さがほしいですよね。あとは、お金。これがないといかんともしがたいですからね。で、じゃあそのお金で何買うかっていったら、まずは恋人でしょ。それから友達でしょ。あとは土地買って、家買って、美男美女のメイドさんに囲まれて暮らしたい。なんだったらいくひしが美男美女のメイドさんになりたい。いくひしを基準に世界中の美意識を変えちゃいたい。あとはね、やっぱりね、デジカメ。デジタルカメラがほしいっす。スマホもほしいけど、まずはデジカメ。動画がきれいに撮れるやつ。それでいったい何を撮るのかといえば、げへへ。言えないよー。いくひし、捕まっちゃう。国家権力とか、宇宙人とか、異世界人とか、いくひしの正体を知りたい有象無象に捕まっちゃう。えっと、いまここで600文字くらいだから、あと400字か。なげーな。書くことねーよ。今年はじまったばっかだよ。書くことあるわきゃねーじゃん。いくひしさんの希薄な人生をお舐めでないよ。原子の話とかしちゃう? 原子核の大きさはね、原子の10万分の1の大きさで、10メートル四方の部屋が原子だとすると、原子核は、その部屋に漂うホコリの大きさに匹敵します。ちょー小さい。で、そのホコリを中心に電子が部屋の周りをくるくる回ってるわけ。だいたい半径5メートルの円を描いてくるくる回ってるわけ。もうね、原子スカスカ。しかも原子の質量のほとんどはそのちっこいホコリの原子核が占めてる。欲張りすぎ。大きな部屋よりホコリのほうが遥かに重い。部屋とかもうペッラペラ。いくひしの人生かってくらいぺっらぺら。どう? 400字すぎた? もうちょい? んーとね。だから、そう。原子って電子が原子核の周りを高速で移動してるだけで、膜があるわけじゃない。物質ってけっきょくのところ、くっついたりしてないの。磁石が反発しあうみたいに、空間を隔てて、ちからの均衡で、その輪郭を保ってる。ちょっとあんたこっちこないでよ、って言葉だけで相手を寄せ付けない高飛車なお嬢さまじみてる。スゴイ。原子スゴイ。もういっそ、世界はカタチのない言葉みたいな魔法でできてると言っても過言でない。ちからってすごい。言葉ってすごい。あ、待ってね、今ちょーど洗濯物おわったっぽい。干してきちゃうので、きょうはこの辺で。あ、そうそう、欲しいものリストに追加しといて。柔軟剤。買ってこなきゃだったんだ、忘れてた。


1037:【百億人百万色】
いまの世のなか、個人の嗜好性は各種特色ある色合いに変化している。扱う情報が増えたためである。目を付けるべきは、人々がどんな情報を扱っているかではない。どんな情報を扱っていないのか、だ。まず前提として、いかような情報にも需要はある。たとえばあなたが去年爪を切った頻度にすら、金を払ってでも欲する人々はいるのである。大衆の食いつく情報は飽和状態であると考えたほうがよい。類似の情報に溢れ、価格競争が激しい。一番の集客を得られなければ、がくんと額が下がる。ほかにいいのがあるのだからあなたの情報には金をだしませんよ、と顧客はNOを突きつけてくる。一番を狙いたいならばそれもよいだろう。ただし、ビジネスとしてみたとき、現代社会では大衆向けの情報は、さほど旨味のある商品とはならない。現代の情報社会において、重要なのは、扱う情報の質ではない。仕入れた情報を、それを必要としている顧客にピンポイントで知らせる手法である。泉の精霊さながらに、あなたの欲しているものはこの銀の斧ですか、金の斧ですか、と問える場を見定めることにある。断言するが、あなたが何かしらの商品を世にだしたとして、それが売れていない場合。それは、あなたの商品の質がわるいわけではけっしてない。必要としている者たちの目に、その存在が認知されていないだけである。プロモーション戦略の基本のようなことを言っているが、この認識の重要性は、日々確実に高まってきている。書籍について考えよう。なぜ本はミリオンセラーを重宝するのだろう。重版しないと利益がでない事業であることがまず要因としてあげられる。最初につくった分だけを売っても利益にならない。なぜか。最初につくった分が捌けないからである。赤字として残る商品が全体の売り上げのなかですくなくない割合を占めている。ほかの穴を埋めるために、売れる本にはよりたくさん売れてもらわねばならない。だがここで考え方を変えてみよう。すべての本が、それを必要としている顧客の手に確実に行きわたるような方法があった場合。最初につくった本をすべて売り尽くせるような事業体系になるだろうし、そうなれば、重版しなければ利益にならない博打型ビジネス形態は自ずと是正されていくだろう。ミリオンセラーがなくとも構わない。売れた本の数を誇るよりも、その本を必要とする顧客へといかにピンポイントで提供していくか。重要視すべきはまずこちらである。現状、ネットのビッグデータや書店のPOSデータ、店頭の検索機の検索ランキングなど、それらを元に戦略を立てている出版社がどれだけあるだろう。それらデータの下部に層を連ねている、ごく少ない需要(競争倍率の低い需要)に着目している部署がどれだけあるだろう。PVの多寡で売り上げを予想できた時代はもうすでに過去のものとなっている。作品ページへの滞在時間、読了数、リピーター数、年齢層から性別、在住地域、職歴、学歴、交友関係、購入履歴、SNSでの感想との相関など、多角的に分析できるか否かが、これからのネット大公開時代での明暗を分けることになる。需要がない、なんてことはあり得ない。買われる方法を模索しよう。


1038:【認識のちがい】
創作活動において、成果とは、完成させた品の数と同義である。それに付与される評価やファンの数ではない。評価が低かったり、観客の数が振るわなくとも、創作家にとっては些事である。むしろ、それで損をするのは十割創作家ではない。絶景(秘境)やご馳走(珍味)を味わえなくて損をするのが誰かを考えれば、おのずと導かれる道理であろう。(完成させた品とは、単なる作品数とは異なる。創作物を完成させること、未完のまま捨て置かないこと、見切りをつけないこと、妥協しないこと。これらは創作家にとって永遠の課題である。一生のうちで一作でも完成させることができたならば、創作家冥利に尽きるだろう)


1039:【世の理】
熱しやすいものは冷めやすい。世の理である。


1040:【きょうはもうダメ】
げんきー? いくひしです。きょうはね、ことし初の自転車に乗りまして。愛車。折り畳みのちっこいやつ。ちょっとお値段高めなんですけど、すこしゴツめでありながらちっこいのでかわいい。いくひし、靴と帽子と自転車にはすこしうるさい。守備範囲が割と狭い。でもときどきほかのを試してみると、なんだよいけんじゃんってなる。そういう出会いをたいせつにしていきたいですね。願望。思うだけ。言うだけならタダなので。どんどん言っていきたいと思います。あんまないけど。で、そう。自転車乗ったんすよ。路面とか雪がうっすら積もってたりして、日陰のとことかツルツルで。もうどこ住みかがそれで特定できちゃいそうですけど、いくひしの言うこと真に受けたらあかんで? 上のほうの記事、ダンベルの代わりにペットボトル八キロ持って散歩しましたってやつあるでしょ? あれ本当は三十キロだから。めっちゃ重いから。そりゃ腕がプルプル耐えかねて、マンちゃーん!叫びますわ。わしムリっすー!って。もうね、この文章からしてウソかもしんない。そうね。いくひしの言うことはのっけから、根っこまで、疑ってかかってほしいと思います。かかってこいやー!!! で、自転車に乗ってみたんですよ。したら、なんかこう、年末、年明けと、家にこもりっぱなしだったでしょ? もうね、世界はなんと広いんだと。風のきもちよさ、奥行きのある風景、自由ってすばらしい。身体中の細胞という細胞がよろこんでるのがダイレクトに伝わってくるんですよ、どこかわかんないけどなんか伝わってくる。後頭部のこう、なんかこの辺。あ、見えないか。まあいいや。で、風をね。スピードがでるでしょ自転車って。いくひし住んでるところじゃっかん山なんで。街にでるには坂をくだらなあかんのですよ。で、風がね。顔面にばしばし当たるわけですよ。なんか、もーね、目から涙ハンパなくて。なんでか右目。右目からしか出てこないの。イタ気持ちい。風がイタ気持ちいの。自由を感じながらいくひし、右目がイタ気持ちくて泣いてたの。いや、涙はかってにでてくるんだよ。スキーしたことある? スキー場いくと、滑ってるときに涙でない? ゴーグルする? 冷たい風が目にバーンってなって、涙ツーってなる? ならない? わかんない? わかんないの??? 伝われやー!!このー!!! で、自転車っす。ノリノリで乗りながら、自由を満喫しながら、ゴーグルほしーなーって思ったの。たまねぎ切るときにゴーグルするでしょ? おなじように自転車乗るとき、おそと寒いからゴーグルほしーなって。え? たまねぎ切るときゴーグルしない? しないの? きみ、たまねぎ切るときゴーグルしないの? 鼻みじゅダクダク流しながら切ってんの? 涙でまえが見えない身体で切ってんの? 危なくない? 危ないよ、やめときなよ、ゴーグルしなよ、しときなよ。え? なに? ゴーグルしてもたまねぎの場合は意味ない? 目じゃなくて鼻を塞がないと意味ないよって、そうなの? でもいくひし、ゴーグルしてると涙でないよ。だってたまねぎチンしてから切るからね。チンすると涙でなくなるんだってー、前テレビでやってた。え? だったらゴーグルする意味ないじゃんって? いや、きぶんだから。おしゃれだから。ポーズだから。ゲン担ぎみたいなもんなの分かって? で、そう。ゴーグルしながら自転車乗ってるやついたら気ぃつけてな。そいつ、いくひしやぞ。あーダメや。うまくオチれなかった、すまん。君の名は? いくひしまん! うまくもなんともねーぞ。きょうはもう寝ろ。はい。おやすみー。


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参照:いくひ誌。【251~260】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054882226727
参照:いくひ誌。【141~150】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054881584468

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