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一角と千角 一天地六






2022年の秋頃、ネットで装甲騎兵ボトムズを見ていました。
その時ある回の予告で「一天地六」という言葉が出て来ました。

一天地六とはなんぞや?と思って調べてみるとサイコロの事でした。
一の面が上を向いていれば六の面は地面に接しています。
一天地六ってなあにと言うなぞなぞみたいです。

それを調べている時にサイコロに雌雄があるのも初めて知りました。
そこからなぜか一角と千角の事を思い浮かべました。
言葉が和風だったからです。
サイコロ自体は世界中で使われていますが。

「一天地六」の話のきっかけはそれでした。

ちなみにボトムズのストーリーは
昔のテレビ放送はリアルタイムで見ていましたが、
ほとんど忘れていました。
ただOPとEDは大好きで今でも歌えます。
カラオケで歌うわよ。

歌手の方の声も大変魅力的で、
この人が今埋もれている訳がないと調べたら
なんと織田哲郎さんでした。
わーい、自分の耳は正しかった!

という事で
この作品でいわゆるオタクと呼ばれる方々について
色々と触れています。

どちらかと言えばいじっている傾向です。
なのでこの作品を書いたはぶ子、
通称はぶちゃんはオタクの方々を馬鹿にしているのでしようか。

否!!

この歳になりやっと小説を発表し始めた人間が
いわゆるオタクではない訳ではありません。

わたくしのオタク経歴は大変長いです。
傾向としてはアニメ系です。
そのきっかけは宇宙戦艦ヤマトです。
言わずと知れたアルプスの少女ハイジの裏番組です。

私は最初ハイジを見ていました。
今でも拝見しますが全く色あせない名作です。

ですが途中でヤマトに鞍替えしました。
その頃はビデオなどありません。
録画出来ないんですよ、なんという事でしょうか。
どちらかしか見られないのです。絶望です。
テレビが二台?あるわけないでしょう、
家庭にはテレビ一台で十分の時代です。
しかし物凄い作品が同じ時間に並んでいたんですね。
今考えても実に贅沢な話です。

そしてその数年後に機動戦士ガンダムが来ます。
友人から絶対見なきゃ駄目と言われてドはまりです。
プリントゴッコで小冊子を作ったりしていました。
知ってる?プリントゴッコ。
押すとバシャって光るのよ。
直接見ると目がやられるのよ。きついわ。
私はワッケイン指令が好きでした。

としっかりアニメ好きとなりましたが、
時代は1980年代、
テレビ漫画?あんなの子どもが見る物でしょ、
あんなの見ると頭が悪くなる、
漫画なんて読むと不良になるなど散々な言われようで、
その頃漫画も描いていた私はいじめの対象でした。
まあ教室でいつも一人でぶつぶつ呟きながらノートに書いていれば
いじりたくなりますよね、ふん。
私は単純なので書いていれば楽しいだけだったのにね。

有名人の方もオタクだから虐められたみたいな話をされているので
その辺りは分かって頂けると思います。

それで底辺として虐められやすかったオタクの人が
身に付けた処世術の一つに自虐ネタがあります。
虐められる前に自分を落とすのです。
それがこの作品に出ています。

現在オタクと言う言葉はそれほど悪い意味に使われなくなりました。
むしろ良い意味の時もあります。

昔の虐げられてきた時代を知る身としては
隔世の感があり喜ばしいと感じています。
時代は変わるんですね。

コスプレもその始まりから見ていましたが最初は小馬鹿にされていました。
でも今や世界大会が行われています。
テレビでそのドキュメントも見ましたが、
いかに人に見てもらうかの創意工夫は素晴らしいと思います。

ともかく労力を惜しまず物事に夢中になる事はとても尊いのです。
そしてそれを見つけられた人は幸いなのです。
世の中には見つけられない人もいるのですから。

それにオタクは体質です。
無理に体質改善するとストレスがたまり碌な事になりません。

皆さまは犯罪や社会的風紀に反する事はいけませんが、
常識の範囲で楽しむ分には思いっきり趣味活動にいそしんで下さい。
楽しい事を沢山やって遊んでください。

時間を忘れて打ち込めるものがあるってすごいのよ。
でも睡眠不足になっても私のせいじゃないわよ。
自己責任よ!



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