時間がないので、書きたいことだけ雑に書きます。
まあラスボス談義なんですけど。
ラスボスは魅力をあえて低く設定するが、ガッツリ推すか。
これを議題に上げようとか抜かしていたのですが、全く考える気がありません。たなあげしておきます。
でも、正直わざわざ魅力を削る意味もないなと感じたり。
なんせ、ラスボスって立ち位置、かなりおいしいんですよね。複数の幕をまたぐタイプの章のボスでさえ特別感があります。
これ、なぜいいかと言うと。
着地点を独占できるからですね。大ボスと決着をつけてから、残りの尺(5分の1くらい)を、そのラスボスのために消費できるんです。
いうなればラスボス・オン・ステージになるといいますか。
話の中心に躍り出ればスポットライトも当たって、全面に押し出される。プレイヤーの目に確実に映るのです。その舞台で魅せきれたのなら、全ての印象をかっさらうことすらできる。
私が見た限りだと、章ボスは章の主役よりも下手すりゃ、話題を集めやすい気がします。
章の主役――ナビゲーターは埋もれやすい。無難っちゃ無難です。見せ場も得られるし、活躍できる。でも、それって好きな人だけ好きになれたという風になる可能性もありまして。
要は薄いといいますか。代わりに悪役側はインパクトが強めとなります。
仲間Aというポジションになるよりかは、きちんと主役側と対立したほうが存在感が出せる気がします。
大ボスポジションでも別に、薄くなるわけではないでしょうし。むしろ、退場回をもらえるのなら、余韻も引けるしいいでしょう。
これは尺をもらえなかったとしても、です。
いわゆる週ボスポジション。あそこをもらえると、クライマックスムービーを獲得できます。
多分これ、ボス専用モデル・専用bgm・戦闘フィールドなど、色々もらえるのもあるでしょう。
終盤はそのキャラを倒すことに集中するので、基本的に全員がそのキャラを意識します。なので、少なくとも空気・蚊帳の外にはならないんですね。
だから、「なんでこのキャラ掘り下げたの?」という事態にはなりません。割と合法的にキャラを押せます。
戦闘難易度も含めて脅威度が主張できればそれもよし。
裏を返せば主役を食いますよね。
章のメインを引き立てたいなら、きちんと悪として役割を演じさせるのもありかもしれません。
でも、ラスボスが裏主人公として確立するのもまた、いいんですよね。
ラスボスとして立てる上で掘り下げて、人生を描き、テーマを回収すればおのずとそうなるだけでしょうけど。
しかし、どうなんだろう。
少年漫画だとラスボスがパッとしない(大ボスの知名度がありすぎる感もある)ケースも多めなのですが。
このあたりは要研究ですかね。