紫 李鳥

認めた句や最近詠んだ句を集めてみました。共感してもらえる句が一つでもありましたら嬉しいです。 【好きな俳句】 ・菊の香や奈良には古き仏たち(松尾芭蕉) ・山路来て何やらゆかしす…

妄想や日常から生まれるギャグやダジャレ、パロディなどを140字のひとこまにして連載中。

えー、浅草にあります古い喫茶店を舞台に繰り広げられる人間模様でしてね。お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。 ※テッポウ：河豚 (ふぐ)の別称。『あたったら死ぬ』や『めっ…

オリジナルのクイズ・パズル・なぞなぞ・とんちで頭の体操♪ミステリアスなクイズもあります。 ※正解は、次の回の末尾にあります。

カクヨムでの投稿作品の一覧や自主企画のお知らせ、エッセイなどを書かせて頂きます。

伸之の居ない残りの夏を、……独りで過ごす自信がなかった。

そしたらいけるかなぁ……

「【公式自主企画】短歌・俳句を愉しむ秋！」俳句への参加作品です。 【解説】 ※山粧(やまよそお)う：山々が秋の訪れとともに紅葉で色づく様子を表しています。ちなみに四季の山には情…

昔々、ある村に“涼売り娘”というのがおったそうじゃ。 ※島田髷（しまだまげ）：日本髪において最も一般的な女髷。特に未婚女性や花柳界の女性が多く結った。 ※藤娘（ふじむすめ）：古…

釈然としなかった私は翌日、【この先行き止まり】に行った。

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」〈二十句連作部門〉への参加作品です。 【解説】 ※雲の峰：盛夏、聳(そび)え立つ山並みのようにわき立つ雲。 積乱雲。 夏といえば入道雲であ…

引っ越してきた隣と一度も会っていない田中夫婦は、せめて、男か女かそれだけでも知りたいと思った。

架空の落語家、秋風亭流暢が野趣に富む四阿(あずまや)にゲストを迎え、楽しい時間を過ごすトークショー。

プーはぼくが赤ちゃんのときからずっとそばにいたんだ。

オリジナルの漫才やコントでお楽しみください。

彼と出会ったのは、姉に誘われて行ったボウリング場だった。

あるところに、ふたごのミトン、テブちゃんとクロちゃんがいました。

倒れていた女を助けたのがすべての始まりだった。 ※杪秋(びょうしゅう)：秋の終わり。晩秋。

ユニークな親子の日常を、会話文で書いています。

おさよは亭主の仙吉を思いやる、良くできた女房だった。 ※キセルの羅宇 (らう)とは、たばこを詰める火皿の雁首 (がんくび)と吸い口を繋ぐ部分のことで、羅宇屋は、その羅宇の掃除や…

バンド仲間の道代と温泉旅行をしていた彩だったが……

「かぐや姫」に関する説はいくつかございますが、作者が不明と言うのがそもそもミステリアスでございます。その上、このような説はご存じでありましょうか？

都々逸（どどいつ）とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌（1804年-1852年）によって大成された、口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。 【よく知られている都々逸】 …

佑里恵は義母にクリスマスプレゼントをした。

岩城聡は、強盗殺人の容疑で追っていた内藤忠嗣の実家がある熱海にやって来た。

先生の質問に答える転校生。 崇期さん主催の自主企画、「笑いのヒトキワ荘・第六回大会「カクヨム作家さんが学校に来なすった！」杯」への参加作品です。

火事に遭遇した松吉は、取り残された子猫を助けようと奮闘する。 ※古希（こき）：七十歳 ※四方山話（よもやまばなし）： 種々雑多な話。 世間話。 雑談。 ※鳶口（とびくち）：長さ…

その村にはこどもがひとりしかいません。ひとりぼっちの女の子はいつもひとりで遊んでいました。

正月休み。泊まりに来ると言う彼のために夜食用のカップ麺を買った。

光輝は自分のことを人間だと思っているようです。

エマとスージーには共通の不安があった。その不安を払拭するために、二人は画策を練った。

携帯小説を読むのが好きな夏希は、ファンになっている零余子という作家の突然の退会に不審を抱く。

朝靄の中に子犬が捨てられていた。

父と酒を呑んでいた祖父が子供の頃の話をしてくれた。 ※蚊遣り：蚊を追うためにいぶす煙。 ※蚊帳：寝る時、蚊を防ぐために吊り下げて寝床を覆うもの。

遊郭には、「廓のしきたり」 ってぇもんがあったようですなぁ。 ※花魁の相場は、知恵袋の回答を参照。 ※張見世：遊郭で、遊女が往来に面した店先に居並び、格子の内側から自分の姿を見…

カクヨムを使ってみた感想を語らせていただきます。

小澤の死は食中毒によるものだった。だが、一通の手紙から、食中毒を利用した殺しだと確信した山崎は動き出した。

飛び入り参加のクイズ番組なので、珍解答続出！

金太郎ヘアのオンブズゥーマンは、赤ちゃん人形をおんぶしたイカれたおばちゃん。けど、けど、正義の味方。

彼女一人いない万年平社員の男は、何の変哲もない日常を過ごしていた。そんな時、視聴者参加型のクイズ番組に出会った。 ※@chauchauさん主催の「【第3回】三つのキーワードで小…

帰宅が早くなった代わりに、土曜日には必ずゴルフに出かける。そんな夫に疑惑を抱いた頃、警察から電話があった。

雨だからおうちにいるの 雨だからクレヨンでお絵かき 雨なのにお母さんがいない お母さんはどこに行ったの？

料理茶屋の二階の障子には、月明かりに影をなす柳が揺れていた。 ※都々逸は『有名都々逸紹介』他より「引用」

真夜中にメールが届いた。寝ぼけていた泰子は、差出人も確認しないで本文を開いてしまった。

桜を愛でながら弁当を食べていると、草むらから声が聞こえた。

主人公及び、内容が異なる話を会話文で書いています。一話完結のコメディ集。

あんなに小さかったきみがすくすくと育ってくれた。……それだけで嬉しい。

港町にある、〈玄三庵〉という蕎麦屋に、峰子という女が働いていた。峰子は毎日同じ絣の着物を着ていたが、そのことを恥じるでもなく、いつも明るく客をもてなしていた。

君に伝える勇気がない。だから、紙飛行機に託したんだ。

逆光の朝日を浴びた桜が幻想的だった。その光景に見とれていると、ランドセルを背負った女の子が横切った。