霧原零時

世界は、二つに割れた。 魔王に支配された《絶望世界》。 王都は滅び、王国の抵抗軍は最後の砦を守るのみ。 そこに現れたのは、双剣を操る流浪の剣姫――ロザリーナ。 焦土を渡り、雪…

他の人の作品に感想を書けなくなった──。 そんな悩みを抱えるひとりの創作者のエッセイを読み、私は思いました。 「この人は、創作界隈でもほんとうに稀な“誠実な人”だ」と。 相手…

30人の生存率――ゼロ％。 真夜中の“湖畔の絶望パニック”、開幕。 諏訪湖の底から引き上げられた、戦国時代の巨大な石箱。 その蓋には、武田家“風林火山”の紋章が刻まれていた。 …

世界を滅ぼす“巨神”が王都へ迫るその日。 ――古寺院では、何も知らない少女ニルがただ一枚のアップルパイを焼いていた。 そこへ現れた不良少女ビズギットが、うっかり“一口”つまみ食…

ランチはいつもコンビニ弁当の、ごく普通のサラリーマンが、 全人類にとって、どうでもいい日常を切り取って、 ちょっと大げさにデフォルメした――しょうもない日記風エッセイです。 昔…

北の最果てで「凛と生きろ」と教えられて育った四天王・沙羅夜。 敵兵ミロイを前にしても、彼女は“殺す”という選択を選べなかった。 弱い身体で仲間のために敵城へ来た少年。 弱音を吐…

魔王軍を倒した伝説の勇者・ピッカルド。 だが最後の戦いは、腹痛との死闘だった！？ 田舎のリビエ村で娘のモカナと送るスローライフは、 今日も波乱だらけ！ 冷たいカキ氷大会、泥んこ…

「下へ行ってくる」と言い残して、 十一階から一人でエレベーターに乗った男が―― 一階に着いたときには、すでに死んでいた。 そのエレベーターは十一階から一階まで、 途中停車なしの…

12月から始まるカクヨムコン11に向けて、小説を書こうとする。 でも、書けない。 画面の前でカーソルだけが元気に点滅している――。 “書ける日”と“書けない日”のあいだを揺れ動…

カクヨム最大の祭典――**『カクヨムコン11』**が開幕ッ！！ 何を書くかに悩み、AI参謀に相談し、 途中、娘に赤ペンを入れられ、 夜な夜な「これで本当に面白いのか……？」と自…

テンプレ？　知らねえ！ 導線？　ねえよ！ 評価？　ゼロだッ！ 文章力？　ポンコツに決まってんだろォ！！💥 ――星を持たざる者。 そう、その俺が――カクヨムコンという地獄の戦場に…

十五歳の誕生日。止まっていたはずのスマートフォンが、不意に光を灯す。 表示されたのは、知らない番号と、たった一言のメッセージ―― 「電話してください」 半信半疑でその番号にか…

ランキングには載らない。 波紋も立たない。 それでも書き続ける人たちがいる。 PVと魂、その二つの道に揺れながら歩む、すべての書き手へのエール。

＜紹介文＞ 悲劇の英雄譚――の、はずでした。 ……なのに集まったのは、協調性ゼロ・迷惑度∞のチートトリオ。 作者ですら「もう世界終わったな」って思ってます。 バトル超火力！ …

犯人がいない？ ドローンが飛ぶ？ 探偵が犯人!? ――ちょっと待った！ はじめて読んだ一冊の衝撃から、ずっと考えてきました。 「本格推理小説って、結局なにが大事なんだろう？」っ…

ただ、檸檬を置くだけの話。──でもそれは文学になった。 じゃあ、バナナだったら？　かにかまだったら？ そんな"ふざけた問い"が、現代の文学をあぶり出す。 笑って、ちょっと考…

諏訪湖の底から引き上げられた、戦国時代の巨大な石箱。 その蓋に刻まれていたのは、かの武田家の“風林火山”の紋章だった。 「――これは、武田信玄の石櫃なのか？」 調査チームが石…

「読まれない」「感想がこない」「そもそも見つけてもらえない」――そんな日々、ありませんか？ 私もそうでした。PV一桁、無風作家。（現在も、ほぼ現役です） でも、ふと気まぐれで…

言葉を整えることが、優しさになると信じていた。 けれど、ある詩に出会ったとき、私は初めて知った。 “そのまま”にしか宿らない感情があることを。 15歳の娘に贈られた誕生日の詩…

毎月、Web小説投稿サイトでは数千もの物語が新たに投稿されます。 しかしそのうちの7割以上が、読まれることも評価されることもなく、静かに埋もれていきます。 このエッセイでは、小…

小説の誤字脱字チェックや評価を聞いたりするのにAIを使う時代。でも──ちょっと待った！ まだまだAIには「苦手なこと」が山ほどあるんです。 私のホラー短編を「感動作ですね」と言…

英雄？伝説？――そんなもの、誰がなりたがるかよ。 酒好き、無責任、へっぽこでバツイチ子持ち。 そのレイジが盟主の超零細・場末のハンター集団。 ――血盟【ネオフリーダム】 方針…

都市伝説に目がない高校生・**陽葵花《ひまりか》**は、ある日、学校で奇妙な噂を耳にする。 ――「深夜二時にAIに怖い話を書かせると、背後に幽霊が現れて殺される。」 興味本位…

感想を書くのって、なんだか難しい。素敵な作品に出会っても、「どう書けばいいんだろう」と躊躇してしまう。 そんな“感想を書くことが苦手な人”に向けて、AIに聞いたアドバイスをまとめ…

パパがくれるおかしは、いつも「みっつ」。 おねえちゃんのゆうちゃんと、いもうとのあいちゃん――ふたりで、なかよくわけなくちゃ。 だけど、ふたりはふたり。おかしはみっつ。 どうやっ…

会社を辞めて間もない夏の日に、おれがジョギングをしていて遭遇した、不思議な話です。（実話です）

むかしむかし、「おもちゃの村」とよばれる場所に、人をおもちゃに変える魔法の女の子・シュガーがいました。 これは、家族で買い物に来て、パパが娘たちに作った物語です。そして、やらか…

意識が戻った時に記憶が無かった。動けない。目も見えない。 ただいえることは、おれは、……喰われていた！？ なぜこんなことに？ そして俺は一体、何者なのか？ 10分で読める、謎…