おはようございます、秋月です。
いよいよ、この時が来ちゃいましたね。EU脱退で円高になっている環境も、アメリカにとってはこれ以上にない好機かなって思います。
例えるなら『補給前線を外国に握られていて、日本人はそれを利用することはできるけど、自給自足した食料や水を得たければ海外にお金を支払わねば得られない』という状況です。
ただし980円を払えば、月額で一日中マンガ喫茶にいる状態を維持できるのと同じ様なものなので個人の利益のみの視点で鑑みるならば、これ以上に楽なことはありません。
――紙の本が無くなるはずはないだろう。というのは、
もはやそれこそが幻想《ファンタジー》です。論理的ではありません。
電子書籍にするのは、当然ながらネット発祥の小説の方が都合がいいわけで、今後ますます『新人賞』から作家志望の新人を採用するというスタイルはできなくなると思います。
となると、まぁなんというか『異世界転生小説』は無くなりません。
現在のメインストリーム、という言葉を使われていますが、次のメインストリームは向こう10年訪れません。次のブームは『インターネットに変わるなにか』が出るまで不動です。
理由を挙げると、実はインターネットというのは『流動的ではない』からです。ネットから新しいものが生まれる。というのは間違いではありませんが、実は一度『傾向』が決まってしまうと、あらゆる数字《データ》が秘匿されずに可視化されてしまうので、逆に流行が固定化されて動かないのです。
さてさて。さらには日本のゲームというのも、海外勢からは最近見向きもされなくなっています。理由は『日本以外の国、日本人以外の制作者が作ったゲームの方が、いろいろあって面白い』からです。
さらに『アニメだけは日本独自の文化だ』と思っている人がいるんですが、そうですね、日本のスタジオが事実上、海外がすべて出資している企業になっちゃった。ってことにならないといいですね。
日本のエンタメ業界ってかなり窮地に立たされてると思うんですが。
これからどうするのか、わたしは気になります。